スタッフ日記

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窒素の役割

2017年10月13日

こんにちはタイヤ館磐田店です。

今回は窒素の役割をご説明します!

 

空気圧が減りにくい

窒素は酸素に比べてゴムを通り抜けにくいことが科学的に証明されているため、空気圧の減りにくさが第一に挙げられます。
このため、窒素ガスを入れることにより、低圧のまま走ってしまう可能性が減り、適正な空気圧に保つことができるのです。
これにより、バーストを防ぐ効果、タイヤ内圧の変化を起こしにくく、走行性能低下を防止する効果も期待されています。

発火を防ぐ

酸素は物が燃えるのを助ける役割があるため、事故等による出火がひどくなる恐れがあります。
しかし窒素は二酸化炭素同様、燃えない気体なので、窒素ガスを使うと事故による炎上や引火による二次災害の発生を最小限に食い止める効果があります。

長寿命化

酸化を抑えることによりホイールにダメージを与えにくく、タイヤ内部のゴムやライナー、バルブ部の酸化、腐食を防ぐことで大切な車を傷める度合いを低くすることができます。
また、タイヤの消耗の安定、偏摩耗を防止することによりタイヤトレッドの長寿命化も見込むことができます。

操縦安定性の向上と省燃費

通常エアーと比較してタイヤのゴムに対して拡散が遅いため、安定した走行が可能になり、操縦安定性が向上します。
また、タイヤが転がる際の抵抗を低い状態のまま保持できるため省燃費が見込めます。

将来的なコスト削減に繋がる

上記のメリットの観点から考えると、窒素ガスを入れることにより、車の部品の交換や故障を防ぐことができるのであれば、結果としてコストは安くなります。
将来的なコストのことを考えると、窒素ガスにしていたほうが結果として安くなる可能性が高いと言えます。

窒素は減りにくいだけではなく様々な役割があります!タイヤ交換の際やまだ空気を入れている方はぜひ窒素を入れてみてはいかがですか?