トヨタ 50系プリウスPHV 夏タイヤ交換&アライメント調整
いつもタイヤ館廿日市のブログをご覧いただきありがとうございます。
こんにちは!廿日市市宮内交差点近く、県道30号線沿いにあるタイヤ館廿日市です。
さて本日の話題はというと、トヨタ 50系プリウスPHVに夏タイヤ交換&アライメント調整を
ご用命頂きました!
ありがとうございます!!!
タイヤの銘柄は、セイバーリング SL201で、サイズは225/40R18です。
セイバーリングはアメリカのメーカーとなりますが、ブリヂストングループ会社でもあり、
このSL201モデルは、実はブリヂストンの工場にて生産されてます!
なので品質と実績はお墨付きですし、正真正銘ブリヂストン製のタイヤでもあるんですね(^^♪
サイズラインアップも豊富で、軽自動車12インチサイズから275/30R20といった、
ビッグサイズまで網羅されてますので、ほとんどの車種をカバーできるのではないでしょうか!
性能も申し分なく、低価格設定ながら、高いコストパフォーマンスを発揮するタイヤですね!(^^)!
当店でも非常に人気の商品で、お客様からの評価も非常に高いですね!
タイヤにそこまで予算をかけたくないけど、品質や性能は落としたくない!といったお客様には
ピッタリのタイヤとなっております!
では早速タイヤ交換作業開始です!
まずは古いタイヤを外していきます。
外したタイヤの状態はというと・・・。
平均残溝・・・以前の問題です!タイヤの右側の下地(カーカス、ベルト)が露出して
しまってます(;'∀')
いつバーストしてもおかしくない状態でした・・・。
人間で例えるなら、骨がむきだしになってる状態といったところです・・・。
オーナー様もご覧になられてびっくりされてました!
タイヤの内側なので普段ハンドルを目いっぱいに切って見ない限りは見えない部分です。
そして上のタイヤをよく見てみますと、両肩べり摩耗の状態です。
この症状は空気圧不足での走行が多いことによる症状です。
このブログでも先日からご紹介してる、タイヤ日常点検シリーズの内容の一部ですね。
今回のケースは両肩べり摩耗でして、空気圧が低い状態で走行すると、タイヤの両肩に負担がかかり、
タイヤの真ん中があまり接地しないため、両肩ばかりすり減ってしまうという現象です(;'∀')
ちなみに今回タイヤをばらす前に空気圧を測ってみると、130Kpaしか入っていませんでした。
指定空気圧の約半分でした・・・。
タイヤは風船と一緒で、自然と空気圧が低下していきます。
月に5~10%程度低下していきますので、定期的に補充することが大事です。
ベストは1か月ごとですが、最低でも2~3か月毎チェックされることを強くおススメします!
面倒くさいと思った方は、当店へお越しいただければ空気圧点検は無料で行っておりますよ!
またタイヤの状態もプロの視点でしっかりチェックしますので、適切なアドバイスが
出来るかと(^^♪
ガソリン高騰の現在、空気圧不足は燃費の悪化に繋がり、ガソリン代も高くつき、
いいことは一つもありません(;´Д`)
タイヤを上手に使うまず一歩目は定期的な空気圧チェックですよ~(^_-)-☆
では作業続きです。
外したホイールのリム部に付着したカスを清掃します。
指をさしている部分に付着してます(上下とも)。
このカスが付着したままタイヤを組み付けますとエア漏れの原因となりますので、
当店では金属たわしでゴシゴシとしっかり綺麗に落とします!
次に重要なのがエアバルブです。
空気を継ぎ足すところの部品ですね。
バルブもゴム製品ですので、交換を怠ると劣化し、エア漏れを起こします。
小さな部品ですが、タイヤ同様非常に重要な部品です!
それにタイヤとホイールをばらさない限り、劣化したからといって普段絶対に交換できない部品ですので、
タイヤをばらしたこの機会に新品に交換します!
交換清掃後はタイヤを組み付けていきます。
偏平タイヤなのでチェンジャーヘルパーを使用しますが、ホイールにキズが付かないように
ウェスで保護して慎重に組付けします。
組付け後はエア充填作業ですが、充填作業は危険が伴います!
必ず安全囲いの中で充填します。
充填後はビードがしっかりフィットしているかと、コアからの漏れがないかどうかを必ずチェックします!
続いてはバランス調整ですね。
ご覧のようにホイールイン側10g、アウト側30gのアンマッチが出てます。
この作業も重要で、ハンドルのブレや振動の原因となりますので、アンマッチ0gまで
きっちりと調整します!
これでバッチリですね!
続いては車体に取り付けですが、ここでもひと手間加えます!
センターフィット取り付けです!
車のハブボルトとホイールの受け側の穴はピッタリではありません。
いわゆる若干のアソビがあります。
そのため取り付け時にズレたままナットを締め付けますと、先ほどバランス調整したにもかかわらず、
取り付けのズレでブレや振動の原因となります(;'∀')
しかしこのマシンをタイヤに装着し、特殊な超微振動を与えながらナットを徐々に締め付けていきますと、
車軸のど真ん中に取り付けでき、ブレや振動の原因を排除できます!
超スグレモノマシンです(^^)/
最後は車両メーカー指定のトルク値で、規定値にてトルクレンチで締め付けします!
続いては、最終仕上げの匠の技 アライメント調整です。
タイヤ交換後にアライメント調整すれば、タイヤの性能もフルに発揮できるし長持ちもします。
それにお車のためにも優しいですからね(^^)/
まずは現状を測定してみましょう!(人間でいうレントゲン写真を撮る感じです)
気になる数値はというと・・・。
そこまでひどい状態のズレではないですが、前後右側のトー角がアウト気味ですね。
人間でいうがに股といったところです。
この型のプリウスになって前後トー調整可能になり、合計4か所調整車となりました。
ではしっかりと基準値に調整していきましょう!
まずはセオリー通りリアのトー角度からです。こちらの偏芯カムを回して調整です。
リアを終わらせフロントのトー調整です。
いつものタイロッドをまわして調整していきます!
ロックナットを緩め、ロッドを伸び縮みさせ調整ですね!(^^)!
前後調整後は・・・。
オールグリーンです!!! スラスト角も0°でバッチリですね!(^^)!
これでタイヤの性能もフルに発揮できる状態になりましたね!
調整後の試走も問題ありませんでした!
トヨタ 50系プリウスPHV 夏タイヤ交換&アライメント調整作業完了です!
ここまでの作業で70分でした。
お待たせしました!!!
タイヤ慣らし走行後の100km点検等またのお越しをお待ち致しております!
プリウスをはじめ、ハイブリッド車のタイヤ交換はタイヤ館廿日市へお任せください(@^^)/~~~
皆様のご来店スタッフ一同心よりお待ち致しております!
タイヤ館廿日市のお問い合わせはコチラ
PHONE:0829-20-2260
アライメント(特にトー角度)がズレている場合、車検の項目のサイドスリップテストで
不合格になる場合がございます!
そうすると時間も費用もかなり掛かることになります(;'∀')
一概には言えませんが、走行距離が5万キロを超えてるお車、縁石等何かにぶつけた記憶が
あるお車、過酷な道路状況(ガタガタ道、未舗装道路)の利用が多い方などのお車は
一度測定してみることをお勧めします!
またアライメント不良の症状として、ハンドルセンターがどちらかに傾いてる、車がまっすぐ
走らない(右や左に勝手に進む)、タイヤが偏摩耗するといった事例がみられます。
最新のお車はホンダセンシング、アイサイト等安全運転サポートシステムが備わっています。
サポカーというやつですね。サポカーはアライメント不良ですと、正常にシステムが発揮できない
可能性がありますので要注意です!
アライメント調整をお勧めします!(^^)!
アライメントについての詳しくはこちらのページを参照ください。
気になる方はチェックしてみてください!
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カテゴリ:アライメント調整
担当者:くまもと