バッテリー交換作業(GSユアサ エコR ENJ) トヨタ・ヤリス
新車から2年・走行距離12,000kmでバッテリーが上がってしまいました。あまりにも早すぎるバッテリートラブルです。
原因はドラレコにありました。
駐車監視時間を6時間に設定していたためエンジンを切ってからも電気を使い続けた結果、バッテリー上がりとなってしまいました。
ドラレコで駐車監視モードに設定する場合、設定時間や電圧監視設定などを活用してバッテリーに負荷を掛けないような設定をお願い致します。
<<作業詳細>>
車種:トヨタ ヤリス(MXPA10)
バッテリー:GSユアサ エコR ENJ 340LN0
トヨタ・レクサスの近年の車両には、今までとは異なる規格のバッテリーが搭載されています。
それのバッテリーを「ENバッテリー」と呼ばれています。日本車専用品ですが欧州車のバッテリーに似たような造りになっています。
今回取り付けしたバッテリーは、国内メーカーの「GSユアサ」製で日本製の製品名:「ECO.R ENJ」。
「ENバッテリー」の『EN』とは何?
ENとはEuropean Normの頭文字。つまり、ENバッテリーとは欧州統一規格に準拠したバッテリーです。
北海道よりも北に位置する寒冷地が多い欧州発祥のENバッテリーは、そもそも寒冷地に合わせた仕様で、主にCCA値(Cold Cranking Amperes)の優劣、つまり低温下でのエンジン始動性がバッテリー性能の決め手となっていました。
寒冷地仕様のENバッテリーを、四季の変化に富み、今や温暖化が進む 日本の環境において、そのままの仕様で使うことは多くのリスクをはらんでおり、日本の気候風土と使用環境に応じた構造設計の最適化が求められています。
GSユアサでは、独自の安全・安心性能をプラスした「日本版ENバッテリー」とも言うべき「ENJシリーズ」を開発。国内新車搭載シェアNo.1のGSユアサだからこそできる、信頼性と安全性を高めたニュータイプバッテリーです。
2014 年にトヨタのハイブリッド車補機用バッテリーとして日本車への搭載が始まったENタイプバッテリー。 最近では通常車の他、アイドリングストップ車のエンジン始動用バッテリーとしても日本車への搭載が進んでいます。
(メーカーHPより)
ヤリスのバッテリーはボンネット左奥に設置してあります。
今までの国産車のバッテリーは本体上部のステーで固定してありましたが、このENJバッテリーは本体の下部で固定してあります。◯印のネジを取り外します。
バックアップ電源を通電させてからマイナス端子を取り外します。
続いてプラス端子を取り外します。
取り外した順番の逆の手順で取り付けていきます。エンジンを掛け、時計やパワーウインドゥがリセットされてないか確認し、問題無ければ作業完了です。
タイヤ館安城店は下記の3サイズのENJバッテリーを在庫しています。
ECO.R ENJ 340LN0
バッテリーサイズ「335LN0」にも交換可能
<<搭載車種>>
アクア(2017(H29)/6 マイナーチェンジ以降)、ヴィッツHV、シエンタHV、ヤリス(MXP)※、ヤリスクロス(MXP)※
※GRヤリスは除きます。ヤリス、ヤリスクロスは寒冷地仕様で型式が異なる場合がございますのでご注意ください。
ECO.R ENJ 355LN1
バッテリーサイズ「345LN1」・「350LN1」にも交換可能
<<搭載車両>>
カローラHV(E210系)、カローラツーリングHV、カローラスポーツHV、クラウンHV(SH20系のうち非リヤパワーシート設定車)、プリウス(W50系)、プリウスPHV(W52系)、C-HR HV
ECO.R ENJ 375LN2
バッテリーサイズ「355LN1」・「365LN1」にも交換可能
<<搭載車種>>
アベンシス、アルファード HV(H30系)、ヴェルファイア HV(H30系)、ヴォクシー HV、エスクァイア HV、カムリ(H70系)、カローラスポーツ(非ISS車)、クラウンHV(S220系、SH20系のうちリヤパワーシート設定車)、ノア HV、ハリアー(80系)、ハリアーHV(80系)、レクサスES300h、レクサスNX300h、C-HR(ガソリン車)、ノート e-Power(一部)、CR-V ISS車(2021(R3)/3 マイナーチェンジ以降)
※年式・型式・グレード・装備品等によって搭載バッテリーの規格が異なる場合があります。
バッテリーのこともタイヤ館安城店にお任せください。
タイヤ館 安城
住所:446-0059愛知県安城市三河安城本町2-7-23
カテゴリ:バッテリー交換
担当者:なかむら