サービス事例 / 2023年7月18日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

BMW 1シリーズ F20 タイヤ交換&4輪アライメント☆

【BMW 1シリーズ タイヤ タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2023年7月18日

 

タイヤについてのご相談でご来店

の F20 1シリーズオーナー様☆

新車ご購入から初めてのタイヤ

交換とのこと…

 

 

早速タイヤを拝見しますと~…

タイヤの角部に経年劣化による

ヒビ割れ(オゾンクラック)

出て来ております。

製造からは6年目なのでゴムの

油分が抜けてきて硬化している

サインです!

また、タイヤの外減り傾向が

見受けられたため、タイヤ交換

とタイヤの取り付け角度の調整

「4輪アライメント調整」

ご一緒にお勧め致しました!

 

 

交換致しますタイヤは1シリーズ

純正装着のいわゆる「OE」タイヤ

ポテンザ S001 RFT 205/50R17 89W

パンクして空気圧がゼロの状態でも

距離80km、速度80km/hで走行が

可能であり、パンクしても安全が

確保できる場所まで自走可能な

タイヤとなっております!!

また、トレッドパターンはご存知

?ポテンザS001 なのでスポーツ

タイヤでありながら、グランド・

ツーリングカー向けの乗り心地にも

配慮されたモデルでございます☆

 

 

タイヤ交換が終了しまして~

4輪アライメント調整

に着手してまいります!

BMWは非常に車両構造の精度が

高く、調整の基準値の範囲が

大変狭く設定されております。

ドイツ本国アウトバーンでは

200km/hで走行することが

想定されているので、それも

当然と言えば当然ですね。

 

 

測定結果はこんな感じです。

動かせる範囲は狭いですが、

調整の余地は大いにアリと

いった状態ですね。

 

 

コチラはリアタイヤの角度を調整

する機構です。

グレーで囲んだ部分が進行方向に

対する角度「トー」調整をする

偏芯カムです。

また、黄色で囲んだ部分が地面

に対する接地角「キャンバー」

を調整する偏芯カムです。

共にナットを緩め、カムボルト

を回転させて角度を調整します。

 

 

コチラはフロント側になります。

黄色で囲んだ部分はタイロッドと

言って、受け側のロックを緩め

ロッドを回転させると前輪の進行

方向に対する「トー」の数値が

変動します。

 

 

ハイ!調整終了です☆

リアキャンバーは敢えて内減り

抑制のため、基準値から少し

外して起こし気味に左右揃えて、

フロントトーは内向き過ぎ

だったものを基準ギリギリ

IN気味に揃えて調整しました!

 

 

動作確認のための試走も問題ナシ♪

後は外減り傾向がどこまで緩和

出来るかですね。

欧米ではタイヤ交換とセットで考え

られている「アライメント調整」

車の挙動、タイヤの減り方を左右

する、言わば走りの最終仕上げの

作業でございます。

タイヤ交換の際には是非ご一緒の

実施をお勧め致します☆

カテゴリ:タイヤ アライメント 

担当者:登坂

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