ルノー メガーヌ Ⅳ型 RS 4輪アライメント調整 ☆
今回はショップ様からの依頼作業
で、ルノー メガーヌRSの調整
でございます!
1.8L直列4気筒ターボエンジン
搭載で最高出力300馬力という
ハイパフォーマンスなお車なので
ことあるごとに調整はマスト‼
リアが「キャンバー」と「トー」
フロントは「トー」の計6か所の
調整が可能でございます。
測定してみると、左フロントの
「トー」以外は軽微なズレです。
調整はリアから始めます。
コチラは進行方向に対する角度
「トー」の調整機構です。
コチラは地面に対する接地角、
「キャンバー」の調整機構です。
ここはハッキリ申し上げて調整
が難儀な場所ですねぇ・・・
ですが、今回はリアキャンバー
は左右差がほぼありませんので
敢えて手を入れません。
リアの数値が決まったら続けて
フロントに着手します。
コチラは進行方向に対する「トー」
の調整機構です。
ハイ!調整終了です☆
フロントトーの外向き加減が回頭性
重視であることとリアトーの内向き
加減がその有り余るパワーを暴れ
させ過ぎないようなセッティングと
なってますね!
国産のコンパクトカーではこういう
クルマは今はないですよねぇ。
挙動確認の試走もいい感じです♪
オシャレなじゃじゃ馬とでも
言いましょうか(笑)
楽しいおクルマでございます☆
カテゴリ:アライメント
担当者:登坂
スズキ エブリイ DA17 タイヤ交換& 4輪アライメント ☆
「フロントタイヤが全然もたない」
とご来店されたエブリイワゴンの
オーナー様・・・
よくよく伺うと新品タイヤを入れて
5~6千kmで内側のワイヤーが
出て来てしまうとのこと・・・
そりゃ厳しいですねぇ(汗)
お車はローダウンされて16インチ
にインチアップされてます!
車高を下げてからアライメントは
調整されてないとのことで、まず
原因の大半はそこでしょう‼
なぜ車高が下がるとタイヤが内減る
のでしょうか??
要因は二つありまして、1つは地面
に対する接地角(キャンバー)が
「ハ」の字状に勝手についてしまう
点です。走行中の負荷が内角に集中
してしまいます。
もう一点は進行方向に対する角度
(トー)も調整機構のタイロッドの
位置によりますが、エブリイは
フロントタイヤの前にあるため、
タイヤが後方に引っ張られる形と
なり、トー角が外向きになって
しまい、直進状態でもタイヤの
内側に負荷が集中することとなって
しまうのです!
ともかく、まずはズルズルになった
フロントタイヤを交換です♪
交換するタイヤはコチラ!
セイバーリング SL201 165/50R16
MADE IN ブリヂストン工場
のお買い得タイヤです☆
ドレス&インチアップに最適です♪
ハイ!続けて問題のアライメントを
測定いたしますよ~!
ドキドキ・・・
あーっと!コレが出るってことは
ズレ幅はかなりあるようです(焦)
予想通り、フロントタイヤのトーが
えらいこっちゃな感じです。
左ー0°33 右ー0°25
基準値から大きく外向きに・・・
でも減り方の理屈は合っているので
これが修正できれば内減りも緩和
出来るということ☆
さっそく調整しちゃいましょう!
調整作業は黄色く囲んだ部分
「タイロッド」によって行います。
ナットを緩め、ロッドを回転させる
と進行方向に対する「トー角」が
変動します。
ハイ!数値はキレイにそろいました☆
接地角の「キャンバー」も予想よりは
「ハ」の字を切ってないので恐らく
内減りはかなり改善されることと
思われます!
調整後、動作確認ための試走も問題
ナシでございます♪
今度のフロントタイヤは寿命伸びる
事は間違いナシですよ☆
担当者:登坂