HONDA フリード GB3 ATF(オートマチックトランスミッションフルード) 交換☆
THIS IS サイコーにちょうど
いい HONDA‼
自分の中ではかなり印象的なTV
CMのキャッチフレーズでした。
見た目はコンパクトカーながら
MAX7人乗りのグレードがあり
なおかつ二列目はスライドドア
という、そのパッケージングも
かなり革新的なクルマですよね!
そんな初代フリードのメンテナンス
ATF(オートマチックトランスミッションフルード)交換
を承りました☆
「ATF」とはオートマチック・
トランスミッション・フルードの
略で、車が加速するに伴い速度に
あったギアチェンジをするための
「作動油」でして、同時にギアの
摩擦によるミッションの発熱を抑え
内部の清浄も担っております。
よく、交換するべきか否かを問われる
オイルなのですが、何故「交換しない
方が良い」などと言われるのか・・・
オートマミッションは内部がギアと
ATFによって満たされています。
ATFの油圧の変化によって速度に合う
適正なギアに変速するのが最大の役目
です。
そして、走れば走るだけギアの摩耗
による鉄粉が発生し、それがオイル
内に漂いオイルパンの底に沈殿して
行きます。
そういったヘドロ状のスラッジが
内部の細い循環経路に詰まったり
すると作動油の流れが滞り、変速
時のショック、パワーの伝達ロス、
燃費の悪化、最悪は変速しなくなる
といった不具合が起こるリスクが
生じてしまうのです。
ですからオイルの汚れがひどくなる
前に2~4万kmごとに交換するのが
望ましいのです。
汚れ切ったオイルで危ういバランス
が保たれている状態が、綺麗な新油に
突然替わると、新油の急激な清浄作用
でスラッジがかえってミッション
内部に拡散し、ソレが細い循環経路
に入って詰まってしまうと、突然
フルード交換後にオートマの不具合
が発生する恐れが生じます。
ソレが長距離ATF交換してない車
で交換を実施する際の最大の不安
材料なのでございます‼(怖)
ですが、こちらのフリードはトータルで
走行距離26800㎞
上記した不具合などを考える必要は一切
ないと言えるでしょう。
ベストタイミングでございます♪
お入れ致しますのは
A.S.H VFS ATF
エンジンオイル同様、ポリマーに極力
頼らず生成されたフルードはギアの
変速時のショックを出さないのは
もちろん、滑りによる動力の伝達
ロスを低減!
加えて熱による性能の低下を抑え、
優れた性能を長期間維持する事が
できるのです☆
今回は低走行ですし、3Lの交換
で十分です。
コチラは抜き出した旧油。
走ったなりの汚れ方ですかねぇ。
やはり新油の色は透き通ってます!
最後に変速をキチンとするか、試走
にて確認・・・
うん、絶好調です‼
結果として、オーナー様の交換に踏み切った
今回は上記しましたが、ベスト・タイミング
でしたね♪
カテゴリ:メンテナンス
担当者:登坂