サービス事例 / 2017年8月5日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

空気圧の管理につきまして

2017年8月5日

昨日はパンクについて、色々とご紹介させて頂きました。

本日は、【パンク】した時にいち早く気付ける素敵なアイテムをご紹介致します。

その【素敵なアイテム】とは.....コチラっ!!!

そうですっ!TPMS(空気圧モニタリングシステム)ですっ!!!

バーストやサイドカットなどで、一気に空気が抜けてしまえば大抵の方は気付くと思いますが

クギやネジを踏んづけて、少~しづつ空気が抜けるような状態ですと発見が遅れてしまいます。

発見が遅れてしまうと、タイヤの強度不足になってしまい、パンクの場所的には修理可能でも修理が出来なくなる場合が出てきてしまいます。

指定空気圧から15%以上減ると、黄色LEDが点灯して【注意】を促します。

  例)240kPaの設定であれば、204kPaまで低下すると黄色LEDが点灯します。

更に空気圧が減って、30%以上減ってしまうと、赤色LEDが点灯して【異常】のお知らせをしてくれます。

  例)240kPaの設定であれば、168kPaまで低下すると赤色LEDが点灯します。

 

【注意】で空気圧点検、【異常】でタイヤ(パンク)点検

という感じで覚えて頂ければ、普段の空気圧管理がぐっと楽になると思います♪

 

尚、【注意】の黄色LED点灯時はパンク以外にも要因があります。

それは、ズバリ!外気温です!!

タイヤの中に充填されている空気や窒素は気体です。

気体は熱により膨張したり収縮します。

冬⇒春⇒夏...と暖かくなる時期は殆ど影響しませんが、逆に

夏⇒秋⇒冬...と寒くなってくると、タイヤの中の空気(又は窒素)は収縮してしまいます。

収縮してしまうと圧力が下がってしまう為、黄色LEDが点灯してしまう場合があるのです。

 

寒い時期の朝、エンジンをかけると黄色LEDが点灯していたが、走っているうちに緑LEDに戻っていた。という話もたまに聞きます。

こちらも、上記の膨張・収縮と同じで、走行したことによりタイヤが熱をもって中の気体が膨張した為であると考えられます。

パンクであれば、緑LEDに戻る事は殆ど無いハズなので...

 

TPMS装着車でも、季節の変り目には点検する事をオススメ致します。

担当者:柴田

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