サービス事例 / 2017年8月4日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

パンク修理につきまして

2017年8月4日

ご存知の方は少ないかと思われますが、どのようなパンクでも修理できるワケではないのです。

パンクしたタイヤを修理するにあたりまして、下記3項目に該当するタイヤは修理不可となります。

1.バースト(破裂)してしまったタイヤ

  修理可能範囲は穴の直径が6mmまでです。

2.サイドカット(タイヤ側面の破損)

  タイヤ側面は修理しても、修理箇所からバーストしてしまう危険性があるため、修理不可となります。

3.去の修理箇所との距離が40cm未満、かつ修理箇所が2箇所以内

  あまりに修理箇所が多いとタイヤの強度が保てなくなる恐れがあります。

その他にも修理不可の状態がありまして

・完全に空気が抜けた状態で走行してしまった場合

・トレッド面の両端に近い箇所

など、タイヤの状態を確認させて頂いてからの判断となりますので、ご了承下さいm(_ _)m

 

トレッド面(接地面)の修理方法は2種類あります。

内面修理は、一旦ホイールからタイヤを取外してタイヤの内側から修理する方法です。

同一箇所からの再発リスクが少なく【恒久修理】と言われています。

外面修理は、ホイールからタイヤを取外さずに出来る事が大きな特徴です。

ただし、タイヤの外側から修理剤で埋めるだけなので、再発の可能性があります。

基本的に【応急修理】と言われる修理方法となり、なるべく早めの交換をオススメさせて頂いております。

 

最後に、最近はスペアタイヤが無いお車が増えてきています。

スペアタイヤ無しのお車の場合は【パンク修理剤】が準備されていると思います。

この【パンク修理剤】も、最寄の修理可能な場所へ移動するための応急修理となりますので、『直った!』と勘違いされませんようご注意願います。

また、【パンク修理剤】を使用されたタイヤは、上記の内面修理や外面修理が出来なくなりますので、ご注意下さい。

 

明日はパンクにいち早く気付ける素敵なアイテムをご紹介致します!!!

担当者:柴田

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