ラウム 「4輪ホイールアライメント測定・調整」
愛知県北名古屋市にある、タイヤ館師勝 スタッフの岡島です。
ただいま当店では、新型コロナウイルス感染拡大防止による
営業時間の短縮を実施して営業しております。
営業時間は 10:00 ~ 18:00 となります。
大変ご不便をおかけしますが、何卒ご了承の程よろしくお願い申し上げます。
本日は久々の作業事例! というかこういうページなんですけどね(´・ω・`)
本日は、「トヨタ・ラウムの4輪ホイールアライメント調整」 です!
今回は、まっすぐ走らない!
というお車のアライメント調整です。
かなり強敵になりそうな予感。。。
ホイールアライメント調整とは。。。
簡単に言うと、タイヤの接地の仕方をかえる調整です。
新車時に、メーカーが本来想定したタイヤの進行・接地角度を決めていますが
走行距離や年数によって、ボディ・サスペンション・サスペンション部品など
様々なところが劣化するため、この接地角も変わる場合があります。
特にタイヤ交換やサスペンション交換などの周辺部品交換や
タイヤを中心にぶつけてしまい大きな力がかかった時などに、この角度が変化するため
アライメント調整するおすすめのタイミングになります。
今回の車両は、かなり強烈に角度ズレが発生していました。
左の前輪だけ、かなりタイヤが外に向いてしまっています。
ちなみにこの画像の状態は、ハンドルはまっすぐにした状態ですが
タイヤが少し外向きになっているのがわかると思います。
測定してみると、左前のみトーアウト12mm (進行方向より外向き)
ここまで強烈に曲がっているのは珍しいですね。。。
まず疑うのは、アームや周辺の部品変形なので点検していきます。
しかし、曲がりはない・・・ブッシュ切れなどもなく
そもそも、その他キャスター角・キャンバー角は左右差がないため
タイロッド(問題のトー調整機構)廻りをチェックすると・・・
右と左でロッドの長さがちがう・・・? (;´ω`)
原因はタイロッドでした、、、
調整後に固定するナットもゆるゆる、というか固定されていませんでした。
ここは、サイドスリップ調整箇所でもあるので
おそらく締め忘れか、締め付けが足らなかったのかもしれませんね。
そして走行中か、ぶつけたときに大きく動いてしまったのでしょう。
しっかり、調整しました(`・ω・´)b
12mm分も戻すので、ロッドの位置によっては、ロッド自体が外れる可能性もあり
注意が必要な作業です。。。
調整後は、走行してもまっすぐ走り、ハンドルのとられもなくなりました。
ぶつけたときは、ズレやすいので気を付けましょう!
アライメント作業のご用命は是非当店で!(`・ω・´)
担当者:岡島