球切れ電球をじっくり観察!!
【トヨタ パッソ その他】
2022年6月21日
以前、こちらの記事で紹介させていただいたトヨタ パッソの球切れテールランプの交換ですが、実際内部はどうなっているのでしょうか。ちょっと深掘りしてみましょう。
こちらの写真、左が新品。右が故障品となります。
まずパッと目につくのが右のランプが真っ黒に曇っていることです。
実はこれ、ハロゲンランプのフィラメントを構成しているタングステンという物質が点灯と共に少しずつ劣化して蒸発したものがガラスの内側に付着し、最終的に真っ黒になります(黒化現象といいます)。
大きな赤い丸で囲ってあるところに、バネの様なものが落ちているのがわかりますでしょうか。正常なランプでは上に張ってある部品です。これがフィラメント、光を発する部分なんです!
タングステンの減少でフィラメントは少しずつ細くなっていき、最終的には断線してしまいます。
さて、ちょっと見にくいと思うので拡大&加工で見やすくしてみました!
どうでしょうか!我ながらにわかりやすい(笑)
これでは光るための導線が切れてしまっている状態なので、先日の記事の様ないわゆる球切れが発生してしまうんですねー。
今回はここまで!また次回の記事で
タイヤ館 にいがた弁天橋通り