パンク増えてきましたね(^^;)
梅雨に入り、雨や強風の日が徐々に
増えてきて「パンク」でご来店する
お客様が増えました。
何故雨や強風でパンクが増えるのか・・・
雨や風によって
流されたり、飛ばされたりした
鋭利なもの(釘・ネジ・針金など)
が道路に落ちていて、気づかずに
踏んでしまって・・・パンクに繋がります(^^;)
多いと、1日で5件位来ることも!
今日はそんなパンクから
‘‘バースト’’
しちゃった方のお話。
◇TOYOTA NOAH◇
タイヤサイズ→195/65R15
タイヤがパンクして空気が減っている
事に気が付かずに走行を続けていると
突然タイヤが破裂します。
これを、バーストといいます。
バーストする原因には下記の三つが多いです。
・タイヤの空気圧の低下
・過積載
・タイヤの劣化
1.タイヤの空気圧低下
バーストの原因でもっとも多いのが、タイヤの空気圧低下です。
空気圧が低いタイヤで高速道路などを走行すると、タイヤの表面が波状に変形する
「スタンディングウェーブ現象」が発生します(;・∀・)
スタンディングウェーブ現象が発生するとタイヤが熱を持ち始め、
タイヤの形状を保つためのコードと呼ばれる補強材が破損します。
これにより、バーストを引き起こしてしまうのです。
スタンディングウェーブ現象が発生すると、車体が小刻みに振動したのち、大きな振動に変わります。
また、タイヤのゴムが焼ける臭いがするなど何らかのサインが出ますので、
バーストによる大事故になる前にドライバーが気付くことも多いと思います。
反対に、タイヤの空気圧が高すぎる場合もバーストの原因になることがあります。
気温が高いときには空気が膨張するため、暑い日にタイヤの空気圧が高いまま高速走行すると
地面との摩擦熱が内部に伝わりやすくなりバーストを引き起こすことがあるのです。
空気圧の低下はタイヤバーストの原因となるだけではなく、以下のリスクも増加させます。
・乗り心地が悪化してしまう
・ハンドルが取られることが増え、操作しづらくなる
・燃費が悪化する
・パンクの可能性が増す
スタンディングウェーブ現象が引き起こす事故や
空気圧の低下によって発生するリスクを減らすためにも、
日頃からタイヤの空気圧は常に適正値に保つことが大切です(^^)/
2.過積載
過積載になるとタイヤに負荷がかかり、重さでタイヤが変形してしまいます。
このままの状態で走行し続けると、タイヤに熱が溜まってコードが破損し
バーストを引き起こすことがあります。
これはトラックだけでなく、乗用車でも過積載になると起こってしまうことです。
最大積載量として、車に積載可能な貨物の最大重量が定められていますので、
荷物や乗車人数が多くなるときには重量に注意しましょう!!
3.タイヤの劣化
タイヤの劣化もバーストを引き起こす原因となります。
タイヤは紫外線や熱の影響などによって時間とともに硬化し
側面に筋状のヒビ割れが発生して脆くなります。
ヒビ割れが発生した状態で走行を続けると、
隙間から水や埃が侵入してタイヤ内部で使われているスチールワイヤーが錆び
タイヤの強度が下がります。
その弱った部分に走行負荷が加わると、たわみが生じて
バーストを引き起こしてしまうのです。
劣化しているまま放置して乗り続けないよう
気を付けましょう( `ー´)ノ
これからもっともっと気温が上がり
路面の温度も暑くなるので
運転する前に点検をし
十分に注意を払いおでかけしてください(^_-)-☆