サービス事例 / 2023年6月2日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

エアコンの効き具合に「あれっ!?」と思ったら、これで手軽に改善!!

2023年6月2日

梅雨が明ければ、いよいよ夏本番ですね。最近は、長く外にいることがはばかられるくらい気温が上昇することもしばしば。日本の夏は確実に暑く、そして長くなっています。お出かけの際はもちろんですが、室内にいらっしゃるときにもこまめな水分補給をお忘れなく。

 

さて、そんな季節におクルマで快適移動するため、なくてはならないのがカーエアコンです。スペースの割に窓の面積が広いので、車内の気温が上がりやすいのはもっともな話。断熱効果の高いウインドーフィルムを施工するなど対策をされていらっしゃる方も多いようですが、それでもエアコンが効かないなんて考えたら、ゾッとします。

 

ところで、「なんだか去年に比べると、ヒンヤリしないなぁ」と思ったことはありませんか。そう、エアコンの性能はメンテナンスしていないと徐々に低下してしまいます。理由のひとつは、エアコンガスが少しずつ漏れていくから。熱交換を行うのに欠かせないエアコンガス(冷媒)が減ると、エアコンを作動させてもしっかり冷やせなくなってしまうのです。また、エアコンガスを圧縮するコンプレッサーの動きが悪くなったりするのもエアコンの効きに影響します。

 

エアコンの性能を復活させるためには、エアコンガスの補充のほか、クルマのエアコンガスとオイルをいったん機械に回収し、不純物を取り除いてから適正量までの新しいエアコンガスとオイルを足して戻すエアコンガスリフレッシュなどの方法があります。

 

【エアコン添加剤の施工で、この夏をより快適に】

 

ただ、「ちょっと冷えにくくなった気がする」といった程度の場合には、よりリーズナブルでお手軽な対処方法がありますよ。それが「エアコン添加剤」の施工です。中でも代表的な商品が、WAKO'S PAC PLUSPAC-P〕(ワコーズ・パワーエアコンプラス)」

 

WAKO'S PAC PLUSはコンプレッサーの抵抗を減らすコンプレッサーオイルを配合し、さらにエアコンガスの補充もできる添加剤です。従来型のコンプレッサーのほか、電動コンプレッサーにも対応しています。

 

効果は盛りだくさん。まずはコンプレッサーの潤滑性を向上させ、エアコンのフリクションを軽減し、エアコン使用時の燃費悪化とパワーロスを低減します。また安定した強い油膜を形成し、コンプレッサー作動時の振動を低減します。

 

そして、システム内の汚れを取り除き分散させることで熱交換率を高め、エアコンの冷房効率を向上。加えてシステム内の目詰まりを予防します。さらに、エアコンシステムの耐摩耗性、シール性、防腐食性を向上し、コンプレッサー、エキスパンションバルブ、Oリング、ゴムホースなど劣化しやすい部分の耐久性を向上させます。

 

 

施工はエアコンガスを入れる際に使用するチャージポートの低圧側から、チャージホースを使用して接続し注入しますが、お時間はあまりかかりません。長くお待ちいただくことなく作業が完了しますので、酷暑に向けてのエアコンメンテナンス、サクッと済ませてみませんか。

 

なお、WAKO'S PAC PLUSR-134aというエアコンガス対応となっており、年式の古いおクルマに使われていたR12や、最新モデルに採用が始まったHFO-1234yfには対応していません。詳細につきましては、当店にご相談くださいね。

カテゴリ:添加剤 

ワイパーの拭きムラが気になったら、すぐにブレードを交換してくださいね!!

2023年6月2日

クルマのメカニズムは日進月歩で、電気自動車や自動運転などの先進技術も身近になってきました。そんななかで長く基本的な構造が変わらずに、必要不可欠な機能としてクルマに装備されているのがワイパーです。

 

見慣れたパーツゆえ、その大切さについて思いを巡らせることはあまりないかもしれませんが、ちょっと想像してみてください。土砂降りのなかでワイパーなしで走行するなんて考えられませんよね。梅雨時はもちろんのこと、最近はゲリラ豪雨などに見舞われることも多くなり、降雨に対する備えはより重要になっています。

 

ワイパーはとっても大切な役割を担っているわけですが、ずっと使い続けることができるわけではなく、消耗部品のひとつです。スチールの骨組みが露出したトーナメント式と言われる一般的なワイパーは、クルマ側に取り付けられ左右に動くワイパーアーム、ワイパーゴムをガラスに押しつけるワイパーブレード、そしてガラス面を拭き取るワイパーゴムで構成されています。劣化しやすいゴムの部分だけを交換できる場合もありますが、ワイパーブレードの劣化も拭き取り性能に影響するので、ブレードごとの交換をおすすめします

 

降雨でワイパーを動かしたときに拭きムラができるなど拭雨性能の低下を感じたら、ぜひ早めに交換しましょう。「ワイパーって、いつ換えたんだっけ?」という方は要注意ですよ。当店では無料安全点検にてワイパーの状態も確認いたしますので、ぜひご利用ください。

 

 

【新しい発想から生まれた、幅広い車種に対応する高機能ワイパー】

 

さて、ここでは2種類のワイパーブレードをご紹介しましょう。雨粒を拭き取る仕組みは変わらなくても、ワイパー自体は進化しています。近年はゴムに撥水性能を与えたタイプのほか、ブレードとゴムが一体になったフラットワイパーと呼ばれるタイプが人気ですが、ハイクオリティなHIDLED製品でおなじみのベロフ(BELLOF)が手がけた「アイ・ビューティー フラットワイパー」もそのひとつです。

 

最も大きな特長は、7種類のアタッチメントを用意し、その組み合わせを変えることで輸入車を含めた様々な車種に取り付けることができる独自システムを採用していること。U字フック、サイドロック、センターロック(ロック部分の幅により2種類あり)、ピン・フックの全部で5つの接続タイプを用意し、国産車・輸入車、右ハンドル・左ハンドル問わず、多岐にわたるワイパーアーム形状に幅広く対応しています。

 

また、耐熱性・耐候性・耐寒性に優れる国産の自己撥水型シリコンゴムを採用し、ワイパーを動かすとシリコンゴムから撥水剤が徐々に染み出し、フロントガラス表面に強力な撥水被膜を形成します。また、この効果によって、継続した撥水被膜保護と被膜欠落部分の補修も可能となりました。

 

 

【オールシーズン使えるフラットワイパーで視界良好】

 

もうひとつは国産車用フラットワイパーBOSCH Aerotwin J-Fit(+)〔ボッシュ エアロツイン J-フィット(+)。バッテリーやエアコンフィルターの交換などで、ボッシュという会社名をご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。自動車部品を幅広く手がける世界有数のメーカーで、ワイパーも高品質・高性能な製品を用意しています。

 

エアロツイン J-フィット(+)は、カーブを描くストリップ形状により、ワイパーブレードの接合部を無くしたフラットなフォルムを採用。フロントガラスへ圧力が均一に伝わるため、水滴を常にきれいに拭き取ってくれます。

 

また、フラットブレードの独特な形状により圧力がブレードへ均一に掛かるので、ゴムが劣化した際に従来品のような局所的な拭き漏れ・拭き残しが発生しにくく、クリアな視界が長期間持続します。さらにグラファイトを配合した天然ゴムにより、ガラス面との摩擦の大幅な軽減を実現。動作音や不快な振動を低減し、より静かになりました。

 

そしてもうひとつの魅力は、エアロダイナミックフォルムによる全面スポイラー構造により、オールシーズンすべての天候に対応してクリアな視界を確保できること。あまり雪が降らない地域のみなさんでも、「もし雪が降ったときにもちゃんと拭き取ってくれるかな」と心配な場合はおすすめのワイパーなんです。

 

 

【「サービスWEB予約」でサクッとワイパー交換!!

 

ちなみに当店では、ワイパー交換について「サービスWEB予約」を承っています。ご覧いただいている当店のホームページ、スマホですと画面の下、PCの場合は右端にある「サービスWEB予約」をクリックして進んでいただければ、カンタン&スムーズに予約が可能。「店頭でいろいろ相談したり確認するのが面倒」という方は、「サービスWEB予約」をご利用なさってはいかがでしょうか。

 

当店ではこのほかに、クルマの使い方やオーナーのご要望にあわせてメニューが選べる「メンテナンスパック」でも、ワイパー交換を選ぶことができます。お客様の大切なおクルマを快適に乗り続けていただけるようトータルにサポートする「メンテナンスパック」の詳細については、スタッフにおたずねくださいね。

カテゴリ:メンテナンス