サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

ダイハツ アトレーワゴン S321G エンジンオイル交換&フラッシング☆

【ダイハツ アトレー メンテナンス商品 オイル関連 > エンジンオイル交換】
2021年6月20日

 

コチラの車は何を隠しましょうワタクシめのマイカーでございます!

通勤メインの弩怒どノーマルながら、油脂類メンテナンスだけはコクピット

麻生にいたおかげで、ほぼ「FULL ASHとなっております☆

走行距離は約94000kmながらエンジンオイル FS 5w-30ATF FS

デフオイル PSEギア 80W-90ブレーキフルード TYPE S

を使用しているため、エンジンオイルは多少漏れているものの、車の調子は

すこぶる快調です♪

 

前回のオイル交換から4900kmほど走り、違和感やオイルのヘタリを感じは

しませんでしたが、軽自動車のターボなので自分の中では5000kmまでは走り

たくないという昔からの感覚でオイル交換することに致しました(笑)

排気量が小さく、過給機がついている時点で、普通車と比べればエンジンに掛かる

負担は大きくなります。

パワーが半分の動力源で同じ速度を維持しながら走行するにはそれだけエンジンの

回転数を高くする必要があります。当然熱量も高くなります。

そしてエンジンの潤滑・清浄・冷却作用を担うエンジンオイルにその負担が比例

して圧し掛かるのです!

よく「俺の車、軽だからオイルとかテキトーでいんだよ♪」なんて言われがちですが

真逆です!軽だからこそ、こまめなメンテナンスが必要になってくるんです!!!

あ、ですが ASH FS の性能的には、オイルレベルだけ気を付けていれば交換を

先送りにすることは可能ですよ☆

そこはまた後程触れますが、まずはオイルを抜いてまいりま~す♪

やはり5000km近く走行したオイルは、走ったなりの汚れは十分出ております。

 

 

なので、まずはエンジン内部をちょっとキレイにしましょ♪

ということで洗浄専用のコチラの

ワコーズ エンジンフラッシング

を入れまして15分程アイドリングを実施致します!

フラッシングについては、今回の作業のように古いオイルを

抜いて専用オイルを入れてアイドリングをし、汚れを落とした

後オイルエレメントを交換してから新油を入れる工程と、汚れた

オイルを抜かずに、専用のフラッシング剤だけを足してアイドリング

、その後オイルを抜いてエレメント交換、新油を入れるという工程。

オイル交換を実施後に新油とともに「遅効性フラッシング剤」を入れて

、次回のオイル交換時にエレメント交換をする工程の3パターンが

よくあるタイプです。

さらにドレンや、エレメント取り付け部にホースをつなぎ、圧力をかけながら

汚れを落とすフラッシングマシンを用いる工程もございます。

当店では、先に挙げた3タイプのフラッシングのお承りが可能です!

フラッシングマシンはご用意がございません(汗)

 

このフラッシングに関しては、実施の効果について賛否両論別れますが

定期的に実施している車と、未実施の車では汚れの蓄積の仕方はまるで

変わってきます!!

ただ、誤解を招かぬよう申し上げないといけないのは、「エンジン内部の

汚れ」と一言で言ってしまうと語弊があります。

燃焼室内にはエンジンオイルは入りませんのと、吸排気の経路も汚れに

関してもフラッシングの実施だけでは除去できません。

ですから、オイルの循環経路や軸受け部などに溜まる燃えカス(スラッジ)

、ドレンタンク内のスラッジや鉄粉などの堆積物を洗い流すという内容の

作業になります。

 

いずれの工法でも汚れの除去に関しては一定の効果が望めますが、ワタクシ

個人としてはフラッシングオイルによる工法が最も馴染み深く、かつ効果が

あると考えております。旧油を抜いてフラッシングオイルを入れるという

手間と時間は掛かりますが、抜けるフラッシングオイルの汚れ具合を目視

し新油の状態と比肩することによる現状把握がし易いと考えます☆

 

実際のところ、15分ほどのアイドリングでオイルが無論真っ黒に汚れたりは

しませんが、新油の色からすればうっすらと茶色くなってますので、その分は

間違いなく汚れ分が洗い流されたということになります☆

新しいASHオイルを入れる前にできるだけフラッシングオイルをキッチリ

抜きます!

 

 

オイルエレメントも交換し、入れますオイルはここ3年使い

続けております

ASH FS 5W-30

でございます!!!

特徴としては「PAO]ポリアルファ・オレフィンをベースに独自の

比率でエステルを配合・・・

と、急にバシバシとマニアックな単語が出てきてしまいましたが、まず

ポリアルファ・オレフィンとは、エンジンオイルのみならず高い潤滑性能が

求められる様々な場面で使用されており、高性能潤滑材の原料として

高コストながらも一般的な合成化学物質です。

高粘度かつ低流動という相反する特徴を併せ持っており、高い油膜形成

性能と、低温時でも高い始動性を確保。

一言で言えば「広い温度域でオイルとしていい仕事をしてくれる」といった

感じでしょうか☆

次にエステルですが、こちらも「高品質潤滑油の代名詞」と言っても過言では

ない原料で、PAO同様に高温下での品質の低下を抑制し、低温時にも潤滑

性能を損なわないという特徴を有しております。

また、金属への吸着性能が非常に高いため、強力な被膜を形成!摩擦係数

を減らすことができるため、各機関が抵抗なく動き、パワー感の向上に

繋がるのです!

さらには汚れを取り込む性能に非常に優れておりますので、内部洗浄効果

が高くなるという利点もございます♪

ただ、実は一口に「エステル」と言っても何種類もあり、ワタクシも勉強

不足で、このASH FSにどういう種類のものが使われているかなどは

存じ上げません(汗)

ですが、まとめさせて頂くと、冒頭で述べた

ASH FS の性能的には、オイルレベルだけ気を付けていれば交換を

先送りにすることは可能ですよ☆」

の根拠が、このポリアルファ・オレフィンエステルのおかげなのです!!

あ、あともちろんオイルをブレンドするノウハウと技術のおかげであること

は言うまでもありません!

 

 

ASHオイルも自分は何種類か使わせて頂きましたが、このFS 5W-30

ワタクシの車と好みにはシックリくる感じが致します♪

「重くなく」「トルクもありつつ」「ヘタラない」というのが素直な感想です☆

 

 

今後はASHオイルのラインナップも少しずつ増やしていくつもりで

おります!

オイルに対するお問い合わせ、ご要望ございましたらお気軽にご連絡

下さい☆

 

カテゴリ:オイル メンテナンス 

担当者:登坂

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