スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

★エンジンオイル交換のおはなし★

【メンテナンス商品 オイル関連 > エンジンオイル交換】
2021年9月25日

こんにちは(^^)/

タイヤ館太宰府おおつかです☆

 

先日のことですが、タイヤ交換いただいたお客様とお話ししていましたら、オイル交換についても尋ねられまして。

 

「オイル交換、しないとどうなるんですか??」

「エンジンオイルって、何のためにあるんですか??」

 

タイヤだけじゃないんですよ!タイヤ館!!

なので今日はそのお答えを日記に載せたいと思います!(^^)!

 

 

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エンジンオイルの働きは、「潤滑」「密封」「清浄分散」「冷却」「防錆・防蝕」「応力分散」という「6大作用」なんて呼んだりしますが、より簡単に説明すれば、エンジンを保護し、動作をスムーズにする作用、エンジン内部の汚れを流し、そして冷却する作用などがあります。

 

これらの作用は走行や経年により性能が低下するため、当店では、エンジンオイル交換を3,000km5,000km程度の走行を目安に、もしくは3ヶ月〜6ヶ月にておすすめしています。ご使用のエンジンオイルやクルマの使用状況により劣化の度合いは異なりますので、エンジンのコンディションを良好に保つために、定期的な点検・交換が大切です。

 

エンジンオイルは使用していると酸化したり、ススや鉄粉などの汚れなどで劣化が進みます。エンジン内のオイルをできるだけクリーンに保ち、オイルの不純物を取り除く為の“ろ過フィルター”「オイルエレメント(フィルター)」です。

フィルターが汚れると燃費が悪くなったり、エンジンのパワーダウンにつながりますので、オイルエレメントの交換も5,000㎞程度の走行を目安に、もしくはオイル交換2回に1回のペースで行うことをお勧めします。

 

 

さらにエンジンオイル交換の際におススメなのが「エンジンフラッシング」です。使用していた古いエンジンオイルを抜いてから、洗浄能力の高いフラッシングオイルを入れ一定時間アイドリングすることで、エンジン内に溜まった汚れを落とします。(エンジンフラッシングは、エンジンオイルとオイルエレメントの交換が必要になります。)

 

お客様から、「どんなエンジンオイルが、このクルマにピッタリなの?」というご質問を受けることがあります。

エンジンオイルにはさまざまなメーカー、ブランドがあり、そして「規格」があるのです。多くのクルマは取扱説明書に推奨オイル規格が記載されています。「5W-30」とか「0W-20」という表記を目にしたことはありませんか?

 

 このエンジンオイル規格の表記、「W」は冬(WINTER)を意味し、寒さへの強さを表し ます。Wの前の数字が低温側(エンジン始動時)の粘度を示していて、数字が小さいほど低温時でもエンジンオイルが硬くなりにくく始動性もよいことになります。また、-(ハイフン)のあとの数字は高温側(走行時)の粘度を示していて、数値が低いほど柔らかくなり、数字が大きいほど粘度が高くなります。つまり数字が大きいほど高温になっても粘度を保つことができるので、高回転を使用することが多いハイパフォーマンスエンジンは、内部を保護するために粘度の高いオイルの使用が求められます。

 

その一方で、粘り気が強く硬いエンジンオイルはエンジン内での抵抗が大きくなり、省燃費性能が良いとは言えません。そこで最近のエコカーやハイブリッド車などは、サラサラで軟らかいエンジンオイルの使用が指定されている場合が多いのです。「0W-20」「5W-20」「5W-30」といった規格がこれにあたりますね。また、最新型のプリウスなどは、さらに低粘度な「0W-16」を使用しています。

 

省燃費車にはこういった低粘度の推奨オイルを使用しないと、燃費が悪くなることがありますので、エンジンオイル交換の際には注意が必要です。もちろんご相談いただければ、おクルマやお客様のご要望にぴったりのオイルをお選びいたしますのでお声がけください。

 

★タイヤ館のオイル交換サービスについてはこちら★

 

<タイヤ館のオイル交換サービス:リンク先>

 

https://www.taiyakan.co.jp/service/maintenance/oilchange/

 

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オイルメーカーのスノコさんから、わかりやすいイラストも頂いてました(*´▽`*)

こちらもご覧ください☆

 

 

皆さまも、エンジンオイル交換はお忘れなく!!
気になる方はタイヤ館太宰府へどうぞお気軽にご相談ください☆

カテゴリ:メンテナンス用品(*´∀`*) 

担当者:おおつか