【L550Sムーヴラテ】ブレーキパッド&ディスク交換
本日はダイハツ・ムーヴラテのブレーキパッドとディスクの交換を行いましたのでご紹介致します。
大半の車の前輪ブレーキは、円盤状のブレーキローターと言われる部品をブレーキパッドが左右から挟んでタイヤの回転を抑え、車体を制動させる仕組みになっています。ブレーキを使用するにつれパッドは少しずつ摩耗し、やがて使い果たしてしまいますが、それに気づかないまま走行を続けてしまうと大変危険です。制動力が損なわれてしまうのはもちろん、摩耗しきったブレーキパッドはローターを損傷させるので、両者を交換しなければならなくなってしまいます。
ご覧の通り、ローターに円周状の傷が付いてしまいます。仮にこの状態でブレーキパッドのみを交換したとしても、制動力が落ちてしまいますし、ブレーキパッドの摩耗も早まります。
そこで今回はブレーキパッドと合わせてブレーキディスクも交換させて頂きました。
使用したブレーキパッドはakebono製、ブレーキディスクに関してはブレーキパーツ専用メーカーのDIXCEL製です。
このブレーキディスクPDtypeはスタンダードモデルではありますが、ブレーキの利きや鳴きの少なさ、耐久性などといった品質面においてノーマル品と同等以上であり、かつ価格もリーズナブルという優れものです。
特筆すべきはその防食性です。 2枚目の画像にある通りブレーキディスクは雨水などの影響で錆びることが多いですが、この錆というものは見た目が悪いだけではなく、実はアルミを腐食させるという厄介な性質を持っています。実際に、ベンツやBMWなどといったメーカーも防錆対策をしていて、アルミホイールが標準装備されている車両には防錆コーティングのされたローターが使用されています。
ブレーキ周辺は普段、タイヤがついているのでお客様ご自身が目視点検をするのは難しいかもしれません。当店ではタイヤのみならず車の点検は無料で行なっておりますので、少しでも不安のある方はお気軽にお越しください。
カテゴリ:足回り
担当者:西中