こんにちはタイヤ館多摩境です。

先日オイル漏れを修理した車両ですが、再び何か変なニオイがする・・

との事。洗浄があまかったのかなぁ～と思いながら車両を点検。

異常は見つかりませんでした。そこでどんな時に変なニオイがするのか

を聞いてみた所、

1・朝エンジンを始動した直後から暖房が暖まりだした時。

2・しばらく走行して加速した時

3・朝エンジンを始動した時以外はゆっくり走っていればニオイはしない

 4・暖房の風がなんだかヌルい気がする

と言う事が分かりました。

一番可能性が有る朝1番のエンジン始動を確認する為にお車をお預かりさせて

頂き、症状を確認しました。そうしたら・・・症状が出ました！！

すごく分かり難いと思いますが、エンジンシリンダーヘッドの裏側、カバー(赤丸内)より

水漏れです。この水漏れの下側にマフラーが有り、冷却水が焼けるニオイだったのです。

箇所は分かったのですが、ここの部分はかなり狭い場所。

 

この隙間から作業開始！！

エアコンフィルターとカウルトップを外して

 

 取り外し完了！こちらが問題の部品です。

 左が新品で右が取り外した部品です。パッキンが大分ツブレてしまっていて硬くなっていました。

新品はこんなに張りのあるパッキンです。

部品を交換して、冷却水を交換してもう一日様子を見ることに。

翌日、朝のエンジン始動から完全暖気、走行確認を実施して一週間後再来店のお願い(冷却水の量確認の為)をしてお客様にお戻しいたしました。

 

担当者：深澤