MAX(L950S) 「タイヤ交換」に見る【これを発見したらタイヤ交換を】
#MAX #L950S #パンク #タイヤのひび割れ
愛知県北名古屋市のタイヤショップ 「タイヤ館師勝」
当店はmozoワンダーシティさん東側の道を北へ600m進んだところ
ファミリーマートさんの向かいにございます!
今回は、前回のムーヴに続いてタイヤの劣化や外傷について。
これを覚えておくと、”タイヤの横を見る”習慣がつくかもしれませんよ (´ω`)
本日のご紹介は。
ダイハツ・マックス 「タイヤ1本交換」から見る劣化の恐ろしさです。
今はちょっと珍しくなった車種です (´ω`)
事の顛末は
雨が降り、空が暗くなってきた、閉店30分ほど前のこと
お客様からのお問い合わせの電話から始まります。
お話を聞くと
「1本だけタイヤの横のひび割れがあるので交換したい」 との事
タイヤのひび割れは程度によりますが、経年劣化によるものですから
パンクに繋がったり、バーストなどの危険性はかなり低いです。
しかし、この1本のことでお問い合わせをするということは
パンクなどの可能性も考えなければなりませんので
装着されているタイヤサイズの在庫があることをお伝えし
ご来店いただく運びに。
そして、15分ほどしてお客様がご来店。さっそくですが
4本中のどのタイヤかをお伺いし、お車をお預かりしタイヤ点検を行います。
ぱっと見は機能しているように見える1本のタイヤ
この画像のタイヤの危ない点に気づいた方は、鋭い洞察力の持ち主です! (・∀・)
(それか同業者です!)
タイヤの空気圧が少なくなっている、ということではありません。
(確かにエアーは低かったですが・・・)
ホイールのセンターキャップが無い、ということでもありません。
もう少し近づいてみてみましょう。
もう少し寄って見てみると・・・
タイヤひび割れの、剥離がかなり進んでいました。
タイヤのサイド面、ビード部(ホイールとの接地部分)に近いところを中心に
かなり深いひび割れがあるのがわかると思います。
ここまでくると、ひび割れというより「裂け」ですね・・・ (;´Д`)
一番大きな裂けがあるところは
ゴム内部の骨組み・補強材である”カーカス”が見えてしまっています。
タイヤ内部を構成する、骨組みやシートコード・ライナー部などは
ゴムに包まれ完全に密閉されていますので
表面の裂けなどによって露出すると、空気や水分に触れることで
通常以上に劣化が進み、タイヤの骨格の強度が低下する可能性があります。
結果、バーストなどの危険につながるわけですね・・・(´・ω・`)
そうじゃなくてもこのレベルの割れは
お客様自身でもバーストを意識してしまい、恐怖だと思います。。。
あと問題はこれが1本だけだと良いのですが・・・
他の3本は大きなひび割れは無いですね
他3本もしっかりチェックしますよ~
お客様からは「他の3本は大丈夫」とお聞きしていますが
もちろん一緒に点検します。
同じタイヤ銘柄・同じ製造年月でなので
「単純な劣化速度だけで割れた」とは考えにくく
見えている外側は大丈夫でも、普段見えない内側や路面との接地面に
裂け・割れが発生している可能性も十分あるからです。
なので、この機会にしっかり診ておきます。
結果は 「他3本は軽微なひび割れはあるが問題なし」
正確には、製造年数が経ち経年劣化は進んでいますので、タイヤは交換時期です。
しかし先ほどの1本のように
【タイヤ破損の原因になる外傷】は無いので
走行は可能という判断とさせていただきました。
ですが、先述の通りゴムの劣化は進んでいますので
残り3本も、早めの交換をご検討くださいね! (・∀・)
点検はこれにて終了ですので、問題の1本を・・・
新品タイヤ交換させていただきました!
裂けていたタイヤが、新品タイヤに変わり
タイヤ破損(バースト)などの危険は解消されましたね (´∀`)
今回の一連の流れでの「良かったこと」
それは
お客様がタイヤサイド部の大きなひび割れを自覚して
早めに【タイヤショップに問い合わせしたこと】
その決断力と行動力の早さに尽きると思います。
起こった後の作業事例として紹介していますので
今回の事象は「交換がやむを得ない」ように見えるかもしれませんが
むしろ、これが結構大事なんですね (´ω`)
トラブルの時にとっていただきたい行動
ねじや釘などの「異物刺さりのパンク」などでも
タイヤの空気圧が低い、もしくは無くなった状態で走行して来店される
方もおられますが・・・実はその行動。
・ 本来修理が可能だったタイヤが修理不可になる
・ ホイールが割れる、もしくは曲がってしまう
・ なにより真っすぐ走らず、周りの車や歩行者を巻き込む
などの可能性がありますので
そんな時は行動に移す前に、まずひとつ深呼吸して冷静に (´∀`)
トラブルの時、是非行ってほしい行動のひとつをご紹介すると
それはズバリ 「相談する」 ことです!
今回の事例のように、タイヤショップに問い合わせてみたり
移動が必要ならロードサービスやJAFさんでも構いません。
経験があり慣れているならまだしも
クルマ関連のトラブルというのは、社会の中では多い事案でも
自分自身の人生の中では、意外と少ないものです。
また、前回のトラブルから今回起きたトラブルまでの期間が長ければ長いほど
「こんなとき前回どうしたっけ・・・?」と、なりがち。
これは私自身も経験があります。。。
状況を分かっている限り説明して頂き、どうしたらよいか確認すれば
おのずと答えが出てくるはずです。
よくわからなかった、たらい回しにされた、などがあった場合でも
根気強くほかのお店にも聞いてみましょう!
北名古屋市もしくは近郊でのタイヤトラブル発生なら
「タイヤ館師勝」へ電話をかけてみてください。(´∀`)
今回の事例のはじめのように、状況確認をさせていただいたうえで
対応できる限り、ご案内させていただきます!
トラブルの時こそ冷静に!
的確な行動で、余計な出費を抑えましょうね~ (´∀`)
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もし「やってみたけど、わからない・・・」という方は電話予約もOK!
その場合は、タイヤ館師勝 (TEL:0568-24-2345) まで、気軽にお電話ください。
タイヤ館 師勝
住所:481-0013愛知県北名古屋市二子松江28-1
カテゴリ:タイヤ関連
担当者:岡島