サービス事例 / 2023年11月4日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

新型フェアレディZ(RZ34) 「アライメント測定・調整」

【日産 フェアレディZ その他 タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2023年11月4日

♯新型フェアレディZ ♯RZ34 ♯アライメント調整

 

愛知県北名古屋市ならびに近郊にお住いの皆様こんにちは。

 

「タイヤ館師勝」スタッフの岡島です (*'ω'*)

 

 

 

今回は話題になったあの新型スポーツカー。

 

さっそく当店でも作業が入りましたので、ご紹介します!

 

 

 

 

新型フェアレディZ(RZ34)の「アライメント調整」作業ですよ!

 

 

頭に”R”は付きましたが、型式は同じZ34なのに

 

見た目一新の「フェアレディZ」を入庫!

 

 

足廻り部品を交換したとのことで、ご依頼いただきました。

 

 

 

 

 

 

新型フェアレディZ -RZ34-

 

 

型式はそのままに、アメリカ市場を意識して開発された

 

”初代フェアレディZ”を彷彿とさせるデザインになった新型Z。

 

 

 

 

その価格はノーマルグレードでも500万超!

 

今回のバージョンSTともなると、約650万円にもなるので

 

「Z高くなったなー」と思われるかもしれません・・・

 

 

 

しかし元をたどれば、初代フェアレディZは

 

「ポルシェの半値で買えるスポーツカー」だったので

 

それは現在も同じなんですよね! (´∀`)

 

 

というかポルシェも1000万円以上ですしね・・・(´・ω・`)

 

 

 

 

それにしても、初代フェアレディZが80万円台だったと考えると

 

時代により製造コストや物価の変動を感じますねぇ。。。(;´Д`)

 

 

 

 

 

さて、そんな新型Zですが

 

今回はアライメント作業の依頼を頂きましたので

 

測定したデータをもとに、調整可能な6箇所を動かして

 

調整作業を行っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

測定の準備を進めていきます

 

 

さて、アライメント作業はまず測定から。

 

 

というわけでまずはタイヤホイール4輪に反射板の取り付けと

 

センサーユニットを設置していきます。

 

 

 

特に、タイヤとホイールに固定させる反射板は

 

測定中にタイヤの舵角をつけたり回転させる仕様上

 

途中で外れてしまうと、測定ユニットが破損するだけでなく

 

大事なホイールを傷つける可能性がありますので

 

 

① ホイール固定のツメ

 

② タイヤ固定のフック(ホルダー)

 

③ ユニット固定バンド

 

 

以上の3重の固定方法で、脱落の無いより確実な設置を実現

 

作業中の事故を防ぐ対策を取っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はアライメントデータの入力も

 

 

昨年導入した”アライメントテスターくん”ですが

 

年式的に、2022年中旬以降のデータを持ち合わせていないため

 

 

以降の年式車種は、メーカーより車種別メーカー基準値の

 

アライメントデータをいただき、テスターのコンピュータに直接入力する事で

 

当該車種の、測定と調整を行うことが出来るようになります (・∀・)

 

 

 

 

これで、準備は整いましたので

 

測定手順をこなすことで、現状のデータが算出され表示します。

 

あとは調整を行っていくのみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新型Zの下廻りは・・・

 

 

型式自体はほとんど変わらない現行フェアレディZですが

 

ベースは同じでも、足廻りのつくりや設計が違う可能性がありますので

 

あらかじめ下廻りを確認しておきました。

 

 

 

デフの形状は変わっていますが、サスペンション形状はもちろんのこと

 

センタートンネルからリア廻りのメンバーブレースやサブフレームまで

 

ほとんど同じ部品なのか、同じような景色!

 

 

 

つまり見た目はほとんど同じってことです。

 

これはまぎれもなくZ34ですね♪ (´∀`)

 

 

 

 

さて、この車のリア4ヶ所の”調整箇所”は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調整箇所はココです!

 

 

車体後ろから見て

 

奥の偏心カムが「キャンバー角」調整

 

手前の偏心カムが「トー角」調整のポイントです。

 

 

 

この偏心カムを回すことで、車体側とタイヤ側のアームがスライドし

 

タイヤの角度を設定することが出来ます。

 

 

 

偏心カム調整式はスライド量が小さいので

 

大きな角度をつけることに適してはいない反面、

 

偏心カムボルトと固定ナットだけなので

 

以前のラテラルロッド形式と比べて少ない部品点数で済み

 

強度・耐腐食面でも有利です。

 

 

 

 

 

今回の車体は、新車に近い状態なので

 

偏心ボルトやナットの固着も無く、調整はラクラクです (*´∀`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フロント側の調整箇所はココ!

 

 

車種にもよりますが、近年フロント側はトー角のみのクルマが多いですね

 

 

フロントトー角調整は、ステアリングと直結している”タイロッド”を

 

回すことで調整を行います。

 

 

偏心カム方式と違い、大きな角度をつけることが可能です。

 

 

 

フロントトー角は、リアトー角を調整すると変化するので

 

リア調整前の角度と、調整後の角度の違いや変化量などは

 

よく見ておく必要があります。

 

 

 

調整前や調整後だけでなく、調整中も

 

異常摩耗やハンドルセンターズレなどの、現在起きている症状との

 

照らし合わせを常に行いながら調整しなければいけません (´ω`)

 

 

 

 

 

余談ですが、車検時などに行われる「サイドスリップ」も

 

このフロントトー角を調整する、タイロッド長を調整します。

 

 

 

勘違いの多い”サイドスリップとアライメント”ですが

 

アライメントとは測定方法や、調整思想が異なるため

 

似ているようで違いますので気を付けましょうね  (´ω`)

 

 

 

 

 

 

調整しながら、リアの角度ズレが出ないか確認

 

調整中のハンドルセンターズレが出ていないか点検

 

状況に合わせてキャスタースイング測定も行い

 

相違があればまた調整を繰り返し。

 

 

 

そして・・・

 

測定・調整による数値(角度)の変動が無くなったら作業完了です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アライメント作業が完了しました

 

 

今回は新しいフェアレディZのアライメントを担当させて頂きましたが

 

フルモデルチェンジを中心に、新しい車種が増えていきますね!

 

 

 

アライメントをお願いしたいけど、新型車なのでお断りされた・・・

 

なんてお悩みを頂くこともあります。

 

 

 

当店では、今回の作業のように

 

アライメント機器メーカーからデータ取り寄せしておりますので

 

発売されて間もない新型車でも対応可能であることが多いです!

 

※ 一部例外もございます

 

 

 

なので、まずは当店「タイヤ館師勝」に問い合わせてみてくださいね (´∀`)

 

 

 

 

 

アライメント測定・調整は「タイヤ館師勝」へ。

 

是非、お気軽にご相談・ご依頼ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カテゴリ:アライメント関連 

担当者:岡島