サービス事例 / 2021年7月11日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

60ハリアー(前期型) 「9インチ社外ナビ・バックカメラ取付」

【トヨタ ハリアー AV&ナビ機器 カー用品取付 > 各社ナビゲーション取付】
2021年7月11日

 

愛知県北名古屋市のブリヂストンタイヤショップ 「タイヤ館師勝」です!

 

 

こちらの作業は

11月中旬~1月上旬の間は 冬季繁忙期のため

作業受付を停止させていただいております。

 

 

 

以前スタッフ日記で、準備風景をご紹介した

 

60系ハリアー前期型への 「9インチ社外ナビ・バックカメラ取付」です。

 

 

 

半導体不足のため、取り寄せにお時間を頂いたナビ取り付けの日を迎えました。

 

 

 

 

今回、取り付ける製品は「カロッツェリア サイバーナビ AVIC-CQ911-DC

 

 

 

1年間無償使用権付きのネットワークスティック同梱の、サイバーナビ最上級モデル

 

ネットワークに繋がっているので、ナビ画面でYouTubeなども視聴可能!

 

 

また、車内がWi-fiスポットにもなるので、スマートフォンの通信料を気にすることなく

 

使用できますし、Amazon Fire TV Stickなどを繋げれば、対応した動画も見られます!

 

(※オプションのHDMIケーブルが必要)

 

 

 

ネットワークに繋がるナビなので、地図バージョンアップを自動で更新してくれるのが

 

地味にありがたいポイントですね!

 

 

地図バージョンアップ最大3年分ついてきますし

 

mapfanのメンバーになると、プラス1年間の最長4年間無料になるなど

 

購入特典のメリットも大きいです。

 

 

 

今回は、オプション配線のHDMIケーブルもご成約いただきましたので追加します。

 

 

 

 

 

 

現状付いているナビは、イクリプス製7インチ

 

 

 

この車がまだ前期型だったころは、まだ7インチ200mmワイドナビが全盛期で

 

9インチナビはあるにはありましたが、純正メーカーオプション・ディーラーオプションか

 

社外ではスイッチパネル付きのアルパインの車種別専用しかありませんでした。

 

 

ですが、それまでカロッツェリアやケンウッドのナビを気に入っていた方も多く

 

大型の画面の製品は、専用品ということもありかなり高価でした。

 

 

 

後期型になり、市販の9インチナビを装着できるようになりましたが

 

取り付け仕様が変わり、市販品9インチ型の前期型への適合はありません。

 

 

 

ただ

 

要加工になりポン付けはできませんが、ある純正部品との組み合わせで

 

取り付けることが可能になります。

 

 

 

 

すでにご紹介は3度目ですので

 

 

今回は、作業手順をご紹介します!(`・ω・´)

 

 

 

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作業はバックカメラからはじめました

 

 

 

リヤハッチの内張を外して・・・

 

 

 

 

 

 

純正カメラ→カロッツェリア製バックカメラへ交換します

 

 

傷防止の養生は二重三重にしてます・・・

 

 

 

 

 

 

 

配線処理はハッチ内で完結するので取り回しが簡潔に済みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

次はナビの取り付けに入りますのでその前に、バッテリーマイナスを外します

 

 

 

パネル加工などの準備はしてありますので、取り付けだけであれば

 

長くなることはありませんが、既存ナビの取外し等があるため

 

バッテリー上がり対策に、マイナス端子を外しておきます

 

 

 

 

 

 

 

まずAピラーのパネルを外します。

 

 

 

カーテンエアバッグ付き車は簡単には外れないようになっています。

 

車種によっては手こずる場合もありますね。。。 ハリアーはひねって回して抜けます。

 

 

 

 

 

 

 

天井・ピラーのパネルが布なので、汚れ防止に養生もします

 

 

 

これやらないと汚れます・・・しかも汚れが取れません。

 

ハリアーはこの部分に気を使います(´ω`)

 

 

 

 

 

 

 

次の気を使いポイント、フィルムアンテナ取り付けました

 

 

 

貼り付け失敗が許されないフィルムアンテナです!

 

慣れると大変ではありませんが、慎重に進めないとフィルムの角度がゆがんだり・・・

 

 

 

 

 

 

 

ピラーを通る配線は綺麗にまとめます

 

 

 

スタッフ岡島のこだわりポイントです。

 

Aピラーカバーの裏側と干渉する部分には、クッションテープを使ったり

 

状況に合わせてまとめ方を替え、 今回ETC・ドラレコ配線とは別に通しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ダッシュボード裏の配線も含めてまとめて・・・

 

 

 

カプラー類は、不調時などの点検ポイントの一つですし

 

エアコンフィルターへのアクセスの邪魔にならないように。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ナビ本体の交換に入ります。

 

 

既存の7インチナビ。

 

作業前に、CD・DVD・記録SDカードなどが残っていないか確認しています

 

外してからでは取れない場合が多いですので・・・

 

 

 

 

 

 

 

シフトパネルを外して

 

 

パネルが傷つきやすいので、ゆっくり慎重に取り外します

 

 

 

 

 

 

 

 

センタークラスターパネルを取外し

 

 

 

 

 

 

 

 

ナビの固定ステーが見えました。 一緒にエアコンパネルも外してしまいます。

 

 

ナビとエアコンパネルは別体になっています。(当然ですが)

 

外す理由は後でわかります (・∀・)

 

 

 

 

 

 

 

9インチナビ固定用のステーと、枠パネルです

 

 

 

左のナビ枠パネルは、加工が必要ですが、今回はすでに加工済みです

 

 

表面が「ピアノブラック」の光沢があるパネルですので

 

一番大変かつ慎重に加工しなければいけないところで、時間をかけてやっていくので

 

いつも取付当日までに仕上げています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ナビ本体とエアコンパネルをステーで一体型にします

 

 

 

この固定ステーが非常に重要で、使用しないと枠とエアコンパネルの

 

出面が合わなくなります。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

ナビ本体への接続する配線・結線・チェック等も済ませ

 

 

ノイズも出来るだけで無いように対策しています。

 

 

 

 

 

 

 

本体を仮合わせしてみます

 

 

パネルとの出面・バランスを確認するためですね。

 

この時、エアコンパネルのカプラー繋ぎ忘れに注意です (´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

7インチ→9インチへのセンタークラスターパネル

 

 

 

左側(9インチ用)が少し高い位置にあるので、左の方が大きく見えますが

 

大きさは同じです。

 

 

パネルの太さが違いますね~、9インチの方が大きい分シャープになります (・∀・)

 

 

 

 

 

 

 

G'sハリアー用パネルなので、シルバー加飾の色味も変わります

 

 

左がG's用設定色のガンメタ、右がノーマル車のシルバーです。

 

近づけるとわかる色の差も、実際装着すると目立ちすぎることもありませんし

 

何だかジェントルな色合いに見えます。毎回おすすめしてます (*´ω`)

 

(もちろんご注文時に、ノーマル色も選択可能です!)

 

 

 

 

 

 

 

そのセンタークラスターパネルを装着します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キズ防止の養生テープをはがして取付完了です

 

 

 

シフトパネルも元に戻し、付属のUSBケーブル・オプションケーブルなどの

 

取り回し忘れがないか確認します。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、各設定を済ませて終了です!

 

 

 

まず、バックカメラやバック信号・イルミ信号・GPS・地デジアンテナなどの

 

センサー接続状態のチェックから、バックカメラガイド線の調整にはじまり

 

 

ナビ検索でより詳細ルートが出るよう、車両寸法などの打ち込みと

 

ステアリングリモコンに、オーディオの出力設定・IQセッティングも行います。

 

 

出来る限り調整しておくと、後が楽ですよね!

 

もちろん個人差もありますので、お客様にも気になった部分の再設定はお願いしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり60ハリアー前期にも、迫力のある9インチ!

 

 

 

画面の大きさが変わるので迫力が違います!

 

新車の時から付いていると当たり前なのですが

 

今回のように7インチ→9インチに交換すると、車内の印象も大きく変わりますので

 

おすすめですよ!

 

 

 

 

 

 

しかしこの9インチナビ化にも、取り付け作業上、いくつか仕様はありますし

 

必要な純正部品の供給がなくなり次第、受け付け終了となります。

 

 

どこでも出来る作業ではないので、興味のある方は、タイヤ館師勝 スタッフ岡島まで!

 

 

 

スタッフ岡島自身のハリアーも同様の9インチナビ化しているので

 

一応、デモカーあります! 是非見に来てください。(´・ω・`)ノ

 

 

 

長期にわたり、この記事へのアクセスが増えております。

 

2022年現在の状況や必要な純正部品の供給状態は、2022年9月12日現在の日記記事

 

合わせてお読みください。

 

 

カテゴリ:用品関連 

担当者:岡島