サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

【タイヤ話】 事例から見る「バースト」の危険性と原因について

2022年10月28日

♯パンク ♯バースト ♯トレッド剥離

 

愛知県北名古屋市のブリヂストンタイヤショップ 「タイヤ館師勝」

 

スタッフの岡島です。

 

 

 

 

今回は改めて、パンクとバースト の作業とおはなし

 

 タイヤの状態と、バーストの原因を語っていく回です。。。(´ω`)

 

 

 

 

少し前 バーストによる、タイヤ2本交換を担当しました

 

 

バラバラになってます(´・ω・`)

 

 

バーストしたため、スペアタイヤに換えてご来店いただき

 

タイヤ交換の際に、ホイールから外したバーストタイヤを見ていくお話です。

 

 

 

パンクした車のほうは、走行のバランスを考えて左右2本交換させていただきました。

 

他の方を巻き込むことなく、大きな事故にはならなかったようで安心です。

 

 

 

それでは、バーストしたタイヤを見ていきましょう (´ω`)

 

 

 

 

 

 

 

 

まさにバラバラ状態で、トレッドもはがれています

 

 

 これがバースト時に一番こわい「トレッド剥離

 

タイヤは円周の骨格に”トレッド”が貼り付けられ機能するもので

 

トレッド剥離とは、文字通りこれが剥がれて捲りあがる現象で

 

タイヤにダメージがまったく無い場合、通常走行では剝がれることはまずありません。

 

 

 

トレッド剥離時の速度によっては、かなりの衝撃が想像できます。

 

 

車速(スピード)が速いほど、剥離→飛散の際の勢いも大きくなり

 

ホイールハウスの部品を大きく損傷させてしまったり、他の部品の巻き込みや

 

車両から飛んで行ってしまうと、人や他の車にあたる”二次災害”の可能性も高くなります

 

 

 

 

 

 

 

 

サイド部はかなりひどいことになっています!

 

 

もはやサイド部かどうか判別しづらい状況に。

 

 

ゴムは粉々、空気圧を支える働きをするコードも

 

全体的にちぎれてしまっていますね (´・ω・`)

 

 

 かなりボロボロです・・・

 

 

 

 

 

 

 

正常なタイヤとの比較。パンクでここまでボロボロになります

 

 

バーストの原因は、ダメージの蓄積と外部からの応力によるものが多いです。

 

 

 

タイヤはゴムだけでなく、骨格となるワイヤーやコードなどが入っており

 

車重を支えるための空気圧(内圧)を抑えています。

 

 

 

 

 

車も走らせていると、縁石にこすったり異物が刺さりパンクしたりと

 

いろいろタイヤにとって過酷な状況が多いわけですが

 

 

 

 

特にタイヤに過度な衝撃が加わると、この支えているワイヤーやコードが破れ

 

外に出ていこうとする内圧を抑えられずタイヤ破裂を起こす

 

「バースト」が発生してしまうわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

過去にバーストを経験した方は、主に

 

 

● 縁石にぶつけてバーストした

 

● スピードの出てる道でキャッツアイを踏んでバーストした

 

● 高速道路でいきなりバーストした

 

 

 

という事例に心当たりがあるのではないでしょうか。

 

 

 

縁石やキャッツアイなど障害物にぶつかっての破裂は

 

先ほどの通り、タイヤに過度な衝撃が加わるためなのでイメージしやすいと思います。

 

 

 

では

 

 

● 高速道路でいきなりバースト

 

とは、どんな状況で発生するのでしょうか。

 

 

 

 

 

それはズバリ 「タイヤへのダメージの蓄積」 です!

 

 

 

 

 

過去に、障害物にぶつけるなど、パンクやバーストまではいかない強い衝撃を与えていたり

 

パンク修理はしたものの、空気圧が低い状態で走行した

 

空気圧の低い状態で長い時間走行するなどにより、タイヤ内部のコード類に

 

負荷や疲労がたまり強度が落ちてしまっている状況で

 

高速走行をすることによって、タイヤ温度上昇によって内圧が上昇。

 

 

 

 

結果、「上がった内圧に、タイヤ・傷口が耐え切れず破裂してしまう

 

ことによりバーストが発生します。

 

 

特に高速走行時のバーストは、コントロールを失う可能性もあり怖いですね (;´Д`)

 

 

 

 

 

 

 

空気圧不足のタイヤは、「たわみ」や「つぶれ」が大きくなり

 

タイヤのたわみが大きいと、スタンディングウェーブ現象などから

 

通常よりタイヤの温度があがりやすくなりますので

 

安全のため、高速道路を走る前は必ず「空気圧点検」を行いましょう!

 

 

 

 

 

 

 

タイヤは古くなるとバーストしやすい?

 

 

よく聞かれることですが・・・

 

ゴム内部のコードが露出するほど、ひび割れを起こしていたり

 

ツルツルになるほど走っていない限りコードの強度は低下しません。

 

 

 

先述したとおり、衝撃と温度上昇・ダメージの蓄積なので

 

”過去にタイヤ強度が落ちる原因があった”かどうかが重要です。

 

 

 

バースト事故を未然にふせぐためには

 

 

 

・ぶつけたけどバーストしてないから安心!と思わず、必ず専門店で点検すること

 

・適正空気圧と、定期的な空気圧チェックとこまめな充填

 

 

コレが大事です!

 

みなさまも、タイヤをぶつけてしまったり異常に気づいたら、すぐタイヤショップへ!

 

 

 

 

空気圧やパンクで困ったら是非「タイヤ館」に、ご相談ください。

 

タイヤの適正管理で、安全で事故のないカーライフを心がけましょう! (´∀`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【当店からのオススメ!】

 

 

タイヤ館のメンテナンスサービス 【B-Refresh】 やってますよ~

 

 

 

 

● ボディ・ヘッドライト・樹脂パーツ・ガラスなどのコーティングサービス

 

● エアコンやシートの消臭・クリーニングサービス

 

● 板金塗装・ガラス修理などの車両修繕サービス

 

(※一部外注作業となります)

 

 

 

などなど、お車メンテナンスに関する様々なサービスをお受けしております。

 

詳しくは、タイヤ館のスタッフまで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイヤ館師勝をご利用の際は事前予約で待たずに安心【WEBオンライン予約】をご利用ください

 

 

 

 

ご来店いただき作業をご依頼いただくと、店舗・ピットの状況によっては

 

「待ち時間」が発生してしまうことも・・・

 

 

そんな時は、WEBオンライン予約

 

ご来店・作業をご依頼いただく日時を指定していただき、来店するだけ!

 

(※一時、前の時間の作業が遅れている場合は少々お時間を頂く場合もございます)

 

 

 

待ち時間が最小限になり、ご予定も立てやすくなるのでオススメです ♪

 

 

 

 

もし「やってみたけど、わからない・・・」というかたは電話予約もOK!

 

その場合は、タイヤ館師勝 (TEL:0568-24-2345) まで、気軽にお電話ください。

 

 

 

 

 

タイヤ館 師勝
電話番号: 0568-24-2345
相談予約

タイヤ点検・安全点検/タイヤ履き替え/オイル交換/その他ピット作業の予約

カテゴリ:タイヤ関連 メンテナンス関連 

担当者:岡島