サービス事例 / 2019年6月18日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

50系プリウス アライメント調整

2019年6月18日

ども!!

OK-Pです!!

 

本日の作業紹介はこちら('ω')ノ

50系プリウスのアライメント調整です!!

 

こちらの50系から前型の30系では調整できなかった、リアのトー調整も可能になりました。

調整は写真の赤い矢印の先にある、ロアアームのボルトが偏芯カムになっていますので、これを動かして調整します。

 

以前はフロントのトー調整のみだった車種が多かったですが、最近ではリアのトーも調整できるようになっている車種が増えています。これは、レーンアシスト等の先進運転支援システム(ADAS)を搭載している車両(ASV)が増えているためです。

ADASを正しく作動させる為の前提条件として、「車両が進行方向に対して真っすぐに進むことができる」というのがあります。

そして、進行方向を決めているのがリアのトーのバランスです。これを「スラストライン」といい、幾何学的中心線に対してスラストラインのズレを「スラスト角」といいます。

このズレが段々と大きくなってしまうと、いわゆる「犬走り」状態になってしまい、普通に走っているだけでレーン逸脱防止システムが作動してしまったりといった不具合が起こってしまいます。

車両の進化はADASに代表される、電子デバイスの進化だけではなく、こういった足回りにも見て取れますね(´▽`*)

 

 

 

 

 

 

#タイヤ館 パドック 246 50 アライメント ADAS プリウス トヨタ

担当者:OK-P