タイヤ館大石の日々

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

車の命(バッテリー)を守るために

2023年9月7日

皆さんこんにちは!タイヤ館大石おもろまち店です!

8月に続き9月最初も台風になると思われていた沖縄本島ですが

進路が変わったようで直撃は免れましたね!!

 

(台風来るかと思って対策情報のコンテンツを用意したのに・・・)

 

儀間さんの心の声は置いといて、今回は

 『バッテリー上がりを防ぐためには?』という内容です!

バッテリーが上がらないようにするためにできる対策は?

バッテリーが上がってしまった時の対処法は?

そもそもバッテリーの交換時期とか寿命は?

 

意外と知らないバッテリーのあれこれをプロの視点からご紹介いたします!

 

 

 

【バッテリーが上がる前兆とは?】

バッテリー上がりを防ぐためには、まずは前兆を知ることが大事です!

前触れなく上がることはないので、以下の症状が出たら

すぐに整備工場・カーショップにもっていくことをおすすめします

・パワーウィンドの動きが遅くなった

・エンジンのかかりが悪い

・ヘッドライト(ランプ関係)が暗く感じる

・イモビライザーキーの反応が鈍い

・アイドリングストップが正常に作動しない。

 

以上の症状ならまだ動かせる状態なので

お早めにお店にもって行って点検を受けましょう

 

【バッテリー上がりを防ぐためには?】

バッテリー上がりを防ぐには、やはりバッテリーの消費を抑えないといけません。

 

でもエンジンをかける以上は防ぎ様はないし・・・

 

実は、バッテリーの消費が多いのはエンジンをかけたときではなく

 『エンジンをかけていないとき』 なのです!

エンジン始動時はオルタネーターが作動するので発電された電気が蓄積されていきます。

その蓄電された電気と、バッテリーの発電で車が動くので

バッテリーへの負担はそこまでないらしいです

 

ですが、エンジン停止時はオルタネーターも止まるので

バッテリーのみの放電で動くようになっているので負担が大きく、上がりやすくなっています。

 

そんなバッテリー上がりを防ぐためには

① ハザード・ライトのつけっぱなしをしない

② 室内灯の消し忘れをないようにする

③ 半ドア状態がないようにする

④ ドライブレコーダーがついている車両には駐車監視コードをつける

⑤ エンジンをかける前(アクセサリー電源状態)に長時間しない

 

以上のことを気をつけたら、急なバッテリー上がりを防ぐことができます!

 

 

【バッテリーが上がってしまった・・そんな時は?】

でも意識して対策したとしても、やはり消耗品なことには変わりないので

いつかは寿命が来てしまいます・・・

前触れもなくいきなり上がってしまうことも有り得ます・・

 

じゃあそんな時はどうしたらいいの??

 

そんな時にできることは2つしかありません!!

 

いきなり上がってしまった時は、ジャンプコードを用いて

バッテリーの最後の力を使って無理やり動かしましょう。

もしお車にジャンプ線が備えられているのなら、近隣住民やお近くの

お車をお持ちの方に協力してもらい、バッテリー同士を指定のコードで繋ぎ

エンジンをかけてみましょう。

もしこれで動くようであれば、エンジンを切らずそのまま整備工場、またはカーショップ・ディーラーさんへ持ち込み、早急にバッテリー交換を行なってください。

 

周りに人がいない場合、レッカーの手配をしましょう。

任意の車両保険のサービスとして、無料でレッカーサービスを受けられる場合がありますので、ご自身の保険を確認してみてください。

また、何らかの理由で任意保険に加入していない場合は、JAFや民間業者のレッカーサービスを確認してみてください。

 

 

【バッテリーの交換時期】

車のバッテリーもオイル同様、消耗品になります。

いつかは寿命が来てバッテリーに負荷をかけていなくても上がってしまう事も・・

バッテリーは交換時期に到達したら早めに交換するようにしましょう!

 

ちなみに、バッテリーの交換時期は おおよそ2年 と言われています!

2年目突入している場合は弱っている可能性があるので、早めに交換しましょう

 

ちなみに、当店でもバッテリー交換を行っておりますので

気になった方はお気軽にご来店ください!

カテゴリ:メンテナンスの日記 スタッフのつぶやき 

担当者:儀間