【教養講座】ATFって何? ?(・◇・。)?
こんにちは!!
【タイヤ館 鳴海】
( ・θ・)
ちゅん太郎です
【タイヤ館】にいらっしゃったお客様の中に、
(´^ω^`) 「ATFをそろそろ交換された方が良いですよ!」
とのご提案を受けられた方がいらっしゃると思いますが・・・。
普段聞きなれない言葉に
「何ぞソレ?ATMじゃなくてATFとな?」( ಠωಠ)
と訝しく思われるでしょう・・・。
そこで今回は「ATFの役割」を中心に解説させていただきます。
まず「ATF」とは、
Automatic Transmisson Fluid
(オートマチック・トランスミッション・フルードと読みます)
の頭文字を取った略称です。
他にもヒトによって呼び方が
「オートマチック・オイル」
「トルコン・オイル」 etc・・・
ありますが
皆同じ物を指します
今回の記事は現在のメジャーな呼び方
「ATF」
で統一させていただきます。
まず最初に「有段式オートマチックトランスミッション」(以下ATと表記致します)
と「無段変速機」(以下CVTと表記致します)の
仕組みについてご説明致します
実際は物凄く複雑な機械なので(汗) 分かり易いように
超簡略化したイラストを用いて進行させていただきます。
※車にお詳しい方はちゅん太郎の表現力の素晴らしさをご堪能下さい(笑)
まず、車のハナシの前にこちらをご覧下さい
↓
上記の図はAT及びCVTに使用されている
「トルクコンバーター」
と言う部品の原理を表したものです
「トルクコンバーター」
は
エンジンとAT及びCVTの本体である変速機を接続する大切な部品です
では、実際の車に当てはめてご説明致しますが
「トルクコンバーター」もとても複雑な仕組みなので(汗汗)
単純化してプロペラで表現させていただきます
↓
上図の様にエンジンと変速機との間の動力伝達は、
ATFにより行われています。
そのおかげでアクセルペダルを踏むだけで滑らかな発進ができるんですね。
そして
ATFが劣化してしまうと動力が上手く伝わらず、
エンジンを回している割には車のスピードが上がらなくなってしまう事も
イメージしていただけると思います。
ここまでがATFの担当している「動力伝達」に関する部分です
さらに
ATFには他にも大切な役割がありますが、
複雑な機械の中で働く液体であるATFの働きを分かり易くするために、
以下ATFを擬人化してご説明致します。
それでは彼らの仕事ぶりを一つずつ見ていきましょう
まずATの場合
↓
ATの中には様々な歯車が入っており、
それらの組み合わせを変更しながら変速しています。
その歯車の組み合わせを変更する動作も、ATFの油圧で行っています。
続きましてCVTの場合
↓
CVTのシームレスな変速は
V字溝のプーリーの幅を、広げたり、狭めたりする事で変化させています。
このプーリーを押したり引いたりする仕事も、ATFの油圧で行っています。
そして、まだまだお仕事ありますよ!
以下の項目は、AT・CVT共通の項目です。
↓
主に金属製の部品で出来ているややこしい機械をスムーズに動かすためには、
「潤滑作用」が欠かせませんね、
ここでもATFが部品と部品の間に染み渡り活躍しております。
続いて
↓
複雑な機械が高速で作動すると「熱」が発生します。
放っておくと部品同士が焼付いてしまい動かなくなってしまうので、
ATFが熱を吸収し巡る事で冷却効果を発揮しています。
最後に
↓
AT・CVTの中には、とても狭くて複雑なATFの通り道がたくさん設けてあります。
これが詰まってしまうと
ATFくんは「商売上がったり」になり車が動かなくなってしまします。
そうならないように通路を巡りながら油圧で汚れを取り除いています。
以上がATFの役割の解説です。
とても仕事が多いですね・・・。
車の内部でイチバンの働き者だと思います。
そして過酷な労働を続けると疲れ果てるのはATFも人間も同じです・・・。
↓
2年又は2万キロが交換の目安です。
※実際は車種・ご使用状況等により変化致します。
ATFが劣化するとどうなるでしょうか?
まず、動力伝達にロスが生じ、
「パワーの低下」 「燃費の悪化」等に繋がります。
変速動作にも影響するので、
「変速ショックの増大」「アクセル操作に対する動作遅れ」「レバー操作に対する作動遅れ」
等が発生します。
不快で、不経済な車になってしまうんですね。
なので、ATFの状態をコマメに点検してあげましょう。
【タイヤ館】では無料でATFの診断を行っております。
こちらの「ATFチェンジャー」使用致します・
自動でATFの診断・交換を行ってくれるスグレモノです。
※車種により、診断・点検作業をお受けしかねる場合がございますのでご了承下さい。
このマシンで診断すると・・・
結果をプリントアウトしてくれます。
良好・注意・要交換
の3段階で結果を表すので、
こちらをお客様にお渡し致しております。
又、交換する場合
当店ではコチラのATFをオススメ致しております。
エコダッシュAT・CVTマルチフルードです。
※車種によっては指定のフルードを使用しなければならない場合もございますので
お気軽にご相談ください。
最後に
ATFの劣化が早まりやすいパターンを幾つかご紹介致します。
●まず、大パワー・大トルクのお車でグイグイ加速する運転傾向の場合ですね。
●次は、逆に、軽カ―等でエンジンを目一杯回す運転傾向の場合も注意が必要です。
●そして、比較的、近距離・短時間の使用が多いお車も意外と劣化が早いんです。
●あと、サーキット等で(°∀°)ヒャッハー!な走りをされた場合はスグ交換しましょう。
変速機・ATFの寿命を長くするコツは・・・
走り始めの「暖気」ですね
変速機はATFの油温が一定以上上昇して初めて正常に作動するように設計されています。
これが、近距離・短時間使用のATFの劣化を早める原因です。
走り始めて、5分~10分、距離にして2km~5km位スピードを控えめに走行しましょう。
※季節・車種により異なりますのでカラダで感じてください(笑)
ちなみにAT・CVT・トルクコンバータが故障した場合、
殆んどが
「交換ですね」(´・ω・`)
となります。
お値段にして30マンエンより・・・
と言ったトコロでしょうか・・・。
※輸入車の場合ナンビャクマンエンって事も・・・(^_^;)
さぁ、この記事を読んで
「ジブンノクルマノATFダイジョウブカナ?」
と、心配になって来ませんか?
【タイヤ館】なら無料で、何度でも、点検致します!!
要交換でもバッチリ対応致します!!
是非ご利用下さい。
そして・・・
タイヤ館では
「車検」
も好評承り中ですので
宜しくお願い致します
皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております。
以上
ちゅん太郎でした
|•ө•)⁾⁾スンスンスンスン