ステアリングの左への傾きと車両の左への流れが気になるとの事でホイールアライメント作業です。

ハンドルを直進位置で保持すると前輪のトゥ（進行方向）に明らかな左右差が出ていいる事が測定値から分かります。ステアリングが左に傾いているとのオーナーであるお客様からお伝え頂いた症状と一致していますね。

その他は非常に綺麗な数値が出ていますね。

今回はご相談の上、４輪のトゥを適正値に調整させて頂きました。

クルマが左に流れる傾向はアライメント測定数値上からは発見できませんでしたが、装着タイヤの摩耗によっても起こることがあるので、様子を見て頂いて今後タイヤ交換を検討頂く形となりました。

クルマの直進性とタイヤは密接な関係が有ります。車重を支え、車の進行方向を決めるのがタイヤです。タイヤの摩耗が原因でクルマが真っ直ぐ走らなかったなんて事例も実際有るんですね。クルマは部品の集合体なので症状１つでも原因が１つとは限らない事もあります。

タイヤの事、アライメントの疑問有りましたらお気軽にご相談下さい。

担当者：大山