サービス事例 / 2016年6月13日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

ポルシェ ボクスター987 タイヤ交換&アライメント調整。

2016年6月13日

先日パンクにて入庫いただきましたボクスターです。

お客様も「サイド損傷の為、交換が必要かも・・」と考えておられたようですが、入庫→点検させていただきましたが、残念ながらサイド損傷の為修理不能の状態でした。。

当然パンクが確定しているタイヤ以外の3本も点検してみると、4本ともに残溝こそまだ5mm以上残っておりましたが製造からすべて5年以上経過しており、目視でもヒビが目立つ交換時期をこえたコンディション。

4本中1本のみ製造セリアルが2005年のモノも・・・

タイヤ銘柄自体はブリヂストンのポルシェ認証、新車装着タイヤポテンザRE050で揃ってはいたのですが、987の初年度登録年よりも古いセリアルが1本混ざっておりましたのでお客様にお話を伺うと、「中古購入で分からないんです」とのことでした。

ボクスターは水平6気筒・ミッドシップ・オープンのピュアスポーツ!

これからの梅雨を考えても、お客様の使用状況を踏まえた上でも4本交換をオススメさせていただき、おそらく一度もみられていないであろうアライメント(タイヤの接地角度測定&調整)も実施!

ポルシェ(その多くは911ですが)のアライメントといえば・・

901 930 964 993 といったナローを筆頭にアライメント最難関車輌の代表格であり、ポルシェセンターさんやポルシェ専門店などでもアライメントだけで¥50,000。。はします。

しかも993なんかは993しか使えない特殊工具も必要なのでほとんど断られることも多いです。

が・・

断るならまだいいのですが、ポルシェの専門的知識がないお店・スタッフが作業しちゃっていることもしばしば・・・

私(カネサカ)はポルシェセンターさんや有名ポルシェショップさんの作業をいままで多くやらせていただいてきました。GTのシム調整や上記993のキネマテックトー調整、サーキット仕様911などなど・・

ポルシェのタイヤ交換&アライメントもタイヤ館三鷹店へお任せ下さい!

画像1 ボクスタータイヤ交換中。

画像2 タイヤサイズはF 235/40R18 R 265/40R18 タイヤはポテンザS001をチョイス!

画像3 やっぱり結構ズレていましたし、もともとメーカーのフロントキャンバ値が微妙ですのでこちらも変更していきます!

画像4 987は基本的に911の997と同じですが、フロントキャンバも調整できます。ボンネットバッテリーカバーとその両脇のパネルをバラしてストラット上マウント部をスライドさせます。

ここ知らないのか?面倒なのか?さわらないお店多いので注意が必要です。

今日はカネサカでした。

それではまた!!