今回はステージアのアライメント作業をご紹介します！

RB25DETとアテーサE-TSを備えた走りも楽しいステキなワゴン！

個人的には、いまだに根強い人気のある車種だと思ってます。

 

 

さて、こちらのステージア、タイヤ交換の際に内側の偏摩耗を指摘されたそうです。

この年代の日産車は内側の摩耗が激しいイメージがありますね（汗）

なんとか偏摩耗を抑えてタイヤを長持ちさせたい…！

そんな期待にお応えできるように頑張っていきます！

 

調整箇所はこんな感じです。

下の画像はフロント側のトーを調整する場所です。

 

 

一般的に「タイロッド」と呼ばれる部品で、ステアリングギアボックスからナックルまでを繋ぎ、ステアリング（運転席ハンドル）の動きを車輪に伝える働きがあります。

 

細かく書くとわかりづらいですが、要はハンドルを切った方向にタイヤを向けてくれるパーツです！

画像の中央部、赤〇のナットを緩めてタイロッドを回してあげるとフロントトーが動きます。

 

調整後の数値はこんな感じ！

フロント側は偏摩耗が出るような数値ではなさそうです。

基準値よりキャンバー角がマイナスなのが気になるところですが、フロント側には調整箇所がないので今回はノータッチ。

 

 

本来なら調整前→調整後のビフォーアフターでご紹介したかったのですが…。

写真を撮り忘れました…。申し訳ございません…。( ﾉД`)

 

続きまして、リア側はこんな感じ。

リアの調整箇所は二箇所あります。

 

 

画像上部の赤〇がキャンバー角の調整箇所。画像中央部の赤〇がトーの調整箇所です。

キャンバー角は偏心カムボルトでの調整方式で、トーはフロントと同じ調整方式です。

 

ところで、偏心カムボルトって言われてもピンと来てませんよね…？

偏心カムボルトとは、アームの長さ調整が可能になるボルトのことで、ボルトのネジ山部分とボルトの頭部分の芯がズラして作ってあるものです。

アーム部分も長穴になっているため、このボルトを回すとアームが動きます。

この仕組みを文字だけで伝えるのはとても難しいので、もしご興味のある方はお調べください（汗）

 

リアの数値はこんな感じ！

左右ともにリアキャンバーがかなりマイナスです…。特に画像のオレンジ〇の左側がキツイですね（泣）

これでは内側の偏摩耗が進むのも納得です。

 

 

今回、リアキャンバーが少しでも起きれば！と思っていろいろ試してみましたが…。

残念ながら画像の数値のままピクリとも動きませんでした（泣）

応急処置としてトーインを気持ち強めにつけさせていただいて終了です！

 

足回りのリフレッシュをご提案させていただきましたが、大きな出費になってしまうのでまだ先のお話かもしれません…。

 

この度はご来店ありがとうございました！

大事に乗られているお車でしたので、また何かお困りごとがございましたらご相談ください！！

スタッフ一同、誠心誠意！対応させていただきます。

 

 

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カテゴリ：アライメント　

担当者：大熊