タイヤの常識!?~タイヤ性能について~
こんにちは!
新人スタッフの浅香です。
今日はタイヤ選びの際に重要なタイヤの性能について書いてみようと思います。
ブリヂストンが考えるタイヤに大切な性能は以下の7つになります。
1.直進安定性
横風や路面の影響による車のふらつきを抑え、安定してまっすぐ走ろうとする性能
2.ドライ性能
乾いた路面で、安全に止まり、スムーズに曲がることができる性能
3.ウェット性能
雨などで濡れている路面で、安全に止まり、スムーズに曲がることができる性能
4.低燃費性能
タイヤが転がりやすい→アクセルを踏む量が少なくなる→燃料消費が少なくなる。つまり、タイヤを転がりやすくする性能
5.ライフ性能
使用限度まで使える距離を長くする性能
6.静粛性
タイヤが路面に接することで発生する音を抑える性能
7.乗り心地
路面の凹凸による揺れや振動が車に伝わることを抑え、乗り心地を良くするタイヤの性能
実はこの7つの性能、同時にすべて満たすのは大変なことなのです。
1.ドライ性能を高めると、タイヤゴムは柔らかく、溝は無いほうが良く、そうすると3.ウェット性能や5.ライフ性能が悪くなってしまいます。
レースに使われるスリックタイヤは晴れの日のレースを走り切ればよいように作られており、雨になったりレース終了時には使えなくなってしまいます。
4.低燃費性能と5.ライフ性能を高めると、タイヤゴムを固くすれば良いのですが、7.乗り心地や1.ドライ性能が悪くなってしまいます。
スーパーで使う手押し買い物かごのキャスター(車輪)は固いですが、少しの段差が直接振動になりますよね。
お車のタイヤはこれら7つの性能を高次元に両立するよう、高い技術を用いて作られています。
お客様の車に求められる性能から、タイヤ館のスタッフは豊富なラインナップから適切なタイヤを選ぶお手伝いをさせていただきます。
是非お問い合わせください。
カテゴリ:タイヤ交換
担当者:浅香