ダイハツ LA600S型 タント セイバーリング SL201へタイヤ交換&アライメント調整
いつもタイヤ館廿日市のブログをご覧いただきありがとうございます。
こんにちは!廿日市市宮内交差点近く、県道30号線沿いにあるタイヤ館廿日市です。
さて本日の話題はというと、ダイハツ LA600S型 タントに
セイバーリング SL201へタイヤ交換&アライメント調整をご用命頂きました!
ありがとうございます!!!
タイヤの銘柄はセイバーリング SL201で、サイズは165/55R15です。
セイバーリングはアメリカのメーカーとなりますが、ブリヂストングループ会社でもあり、
このSL201モデルは、実はブリヂストンの工場にて生産されてます!
なので品質と実績はお墨付きですし、正真正銘ブリヂストン製のタイヤでもあるんですね(^^♪
サイズラインアップも豊富で、軽自動車12インチサイズから275/30R20といった、
ビッグサイズまで網羅されてますので、ほとんどの車種をカバーできるのではないでしょうか!
性能も申し分なく、低価格設定ながら、高いコストパフォーマンスを発揮するタイヤですね!(^^)!
当店でも非常に人気の商品で、お客様からの評価も非常に高いですね!
タイヤにそこまで予算をかけたくないけど、品質や性能は落としたくない!といったお客様には
ピッタリのタイヤとなっております!
では早速タイヤ交換作業開始です!
まずは古いタイヤを外していきます。
外したタイヤの状態はというと・・・。
残溝平均3.5mmでした。
これくらいでの交換が非常に望ましいですね!
これ以上すり減りますと、新品時と比べウェット性能がガタ落ちします(;´Д`)
タイヤは法的には1.6mmのところにあるスリップサインが露出するまで使用可能ですが、
そこまで使用するのはお勧めできません。
溝が少なくなれば当然、排水性能が落ちるので、雨の日には制動距離が伸び、
非常に危険な思いをすることになります。
新品時の溝深さは、タイヤの種類にもよりますが、およそ6~8mm程度ございます。
残溝が3~4mm程度まですり減りましたら、交換されることを強くおススメします!
作業続きです。
外したホイールのリム部に付着したカスを清掃します。
黒いホイールなので分かりづらいですが指をさしている部分に付着してます(上下とも)。
このカスが付着したままタイヤを組み付けますとエア漏れの原因となりますので、
当店では金属たわしでゴシゴシとしっかり綺麗に落とします!
(タイヤ館では必須作業ですが、この作業を行わない店舗が多いのが実情です・・・(*‘∀‘)。)
次に重要なのがエアバルブです。
空気を継ぎ足すところの部品ですね。
バルブもゴム製品ですので、交換を怠ると劣化し、いずれエア漏れを起こします。
小さな部品ですが、タイヤ同様非常に重要な部品です!
それにバルブは、タイヤとホイールをばらさない限り、普段絶対に交換できない部品ですので、
タイヤとホイールをばらしたこの機会に新品に交換します!
(バルブは有料です)
交換清掃後はタイヤを組み付けていきます。
偏平タイヤなのでタイヤチェンジャーのヘルパーを使用し組み付けますが、
ヘルパーがホイールに直接触れる部分には、お客様の大切なホイールにキズが入らぬよう
ウェスで保護して慎重に組みつけていきます!
組付け後はエア充填作業ですが、充填作業は危険が伴います!
必ず安全囲いの中で充填します。
充填後はビードがしっかりフィットしているかと、コアからの漏れがないかどうかを必ずチェックします!
続いてはバランス調整ですね。
ご覧のようにホイールイン側10g、アウト側50gのアンマッチが出てます。
たかだか10~50gかと思われると思いますが、このアンマッチが走行中にハンドルのブレや、
シミーといった症状を引き起こします。
またお車のサスペンションやブッシュ等にも負担をかけますので、
アンマッチ0gまできっちりと調整します!
これでバッチリですね!
続いては車体に取り付けですが、ここでもひと手間加えます!
センターフィット取り付けです!
車のハブボルトとホイールの受け側の穴はピッタリではありません。
いわゆる若干のアソビがあります。
そのため取り付け時にズレたままナットを締め付けますと、先ほどバランス調整したにもかかわらず、
取り付けのズレでブレや振動の原因となります(;'∀')
しかしこのマシンをタイヤに装着し、特殊な超微振動を与えながらナットを徐々に締め付けていきますと、
車軸のど真ん中に取り付けでき、ブレや振動の原因を排除できます!
超スグレモノマシンです(^^)/
当店こだわり作業の一つです!
最後は車両メーカー指定のトルク値で、規定値にてトルクレンチで締め付けします!
続いては、最終仕上げの匠の技 アライメント調整です。
タイヤ交換後にアライメント調整すれば、タイヤの性能もフルに発揮できるし長持ちもします!
それにお車のためにも優しいですからね(^^)/
まずは現状を測定してみましょう!(人間でいうレントゲン写真を撮る感じです)
気になる数値はというと・・・。
おおっと基準値を外れてますね・・・。
指をさしてる部分が、このお車の調整可能箇所である左フロントがトーイン、右フロントがトーアウト。
トーイン気味ですとタイヤのショルダー部の外べり。
トーアウト気味ですとタイヤのショルダー部の内べりといった症状を引き起こします(;´Д`)
この症状が出始めると、路面にタイヤが綺麗に接地しなくなり、雨の日等にはスリップの原因となったり、
燃費低下の原因、運動性能の低下等々いいことが一つもなくなります・・・。
でもご安心を!治しましょう!
この型のお車は前輪トー調整可能な合計2か所調整です。
タイヤの性能を十分に発揮させるためにも
ここはしっかり基準値に調整しましょう!
いつものタイロッド(ステアリングロッド)をまわして調整していきます!
シルバーに見えるロッドがタイロッドです。
原理は至ってシンプルです!ロックナットを緩め、ロッドを伸び縮みさせて調整していくのですが、
原理はシンプルでも調整は目視ではよほど作業に慣れた人間でも限界があります・・・。
かくいう私も無理です(;´Д`)
ここはテスターを使用して画面を見ながら角度調整するのが確実かつ正確です!
ではサクサクっと調整後は・・・。
オールグリーンですね(^^)/
きっちりと基準値に戻せました!
調整後の試走も問題ありませんでした!
これでタントの運動性能を十分に発揮でき、またタイヤの性能も十分に発揮できる状態に
なりました(^^♪
ここまで一人での作業でしたので試走も含め110分でした。
大変お待たせしました!!!
タイヤ慣らし走行後の100km点検等またのお越しをお待ちしております!
軽自動車のタイヤ交換&アライメント調整はタイヤ館廿日市へお任せください(@^^)/~~~
皆様のご来店スタッフ一同心よりお待ち致しております!
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PHONE:0829-20-2260
アライメント(特にトー角度)がズレている場合、車検の項目のサイドスリップテストで
不合格になる場合がございます!
そうすると時間も費用もかなり掛かることになります(;'∀')
一概には言えませんが、走行距離が5万キロを超えてるお車、縁石等何かにぶつけた記憶が
あるお車、過酷な道路状況(ガタガタ道、未舗装道路)の利用が多い方などのお車は
一度測定してみることをお勧めします!
またアライメント不良の症状として、ハンドルセンターがどちらかに傾いてる、車がまっすぐ
走らない(右や左に勝手に進む)、タイヤが偏摩耗するといった事例がみられます。
最新のお車はホンダセンシング、アイサイト等安全運転サポートシステムが備わっています。
サポカーというやつですね。サポカーはアライメント不良ですと、正常にシステムが発揮できない
可能性がありますので要注意です!
せっかくの最新技術を十分に発揮させるためにもアライメント調整をお勧めします!(^^)!
アライメントについての詳しくはこちらのページを参照ください。
気になる方はチェックしてみてください!
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カテゴリ:アライメント調整
担当者:くまもと