TOYOTA カムリハイブリッド AXYH20 4輪アライメント調整☆
以前、当店にて車高調とマフラーをお取り付けさせて頂いた
お車です☆
今回は組付け後の点検+車高の変更+アライメント調整を
お承り致しました!
組付けから15000kmほど走行され、当初よりも車高が
1.5cmほど下がってしまってました。
点検するとショックの抜けや、ロックシートの緩みなどは
見受けられなかったので、異常や故障ではなく俗に言う
「足回りが馴染んだ」故の変動ですね。
オーナー様は当初の車高の方が乗りやすいという事で、まずは
車高調整を実施しました。
前後左右の車高バランスを合わせ、調整後の異音が出ていないかを
チェックするため試走・・・
問題ナシ♪という事で仕上げの
4輪アライメント調整
の作業に入りま~す!!
まぁ、車高が変動すれば、アライメントも当然
ズレてしまいますので、とりあえず現状はこんな
感じになっております。
この〇はリア側の調整機構で「偏芯カム」と言います。
ここを回すとタイヤの付け根のアームの位置が変わり、
後輪の進行方向に対する「トー角」が変動します。
コチラは前輪の進行方向の角度調整を行う
「タイロッド」です。
ナットを緩め、ねじ山が切ってあるロッドを
回転させるとタイヤの向きが変わります。
ハイ!調整終了です☆
各項目がほとんど左右差なく揃っております!
試走による挙動確認も問題ナシ♪
車高もオーナー様のご希望通りになりましたし、
気持ち良くお乗り頂けるものと思います☆
余談ですが、車高調キットは走れば劣化しますし
コンディションや車高は変動するものです。
確かに高価な部類のパーツですし、装着したら
それっきりで、もう安心♪と思いたくなるのが普通
の感覚ですよね。。。
でも、車高調は基本的には競技パーツ・・・
調整ができる故に部品点数は多く、純正対比では
間違いなく強度や耐久性は落ちてしまいます。
その認識をお持ちでない車高調ユーザーさん、販売時に
ユーザーさんにお伝えしない販売店が実はかなり多い
ように思われます。
昔と比べれば、乗り心地などは街乗り重視のタイプだったり、
リーズナブルな商品も数多く登場し、いわゆる万人受けする
足をメーカーさんはリリースしてますが、根本的な部分は
構造上の問題なので、それをユーザー様にある程度説明する
責任が、販売店にはあるのではないかと思います。
担当者:登坂