サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

SUZUKI エブリイ DA17 リアデフオイル 交換☆

【スズキ エブリイ メンテナンス商品 オイル関連 > ギヤオイル交換】
2021年6月24日

 

足回りからタイヤ&アルミ、内外装ともにバッチリ

仕上がってる仕事グルマにしとくにはもったいない

エブリィのご入庫です☆

現在の走行距離は6万km弱、荷室はお仕事道具が

かなりの量、常時積まれております。

 

今回ご依頼頂いたのはエンジンオイルの交換でした!

以前からお使い頂いているオイルでの抜き替え作業

です。

オイル交換は何事もなく終了♪

 

ですが、以前 デフオイル を気になさっていたことを

思い出しまして、交換されたか伺ったところ、まだ

なさってらっしゃらないとのことでしたので、今回

ご一緒に リアデフオイル も交換させて頂くことと

なりました!

 

 

ではでは、さっそく入れ口から緩め、下側のドレンを

抜きま~す☆

さぁ、鉄粉でメタリックに濁ったオイルが出てくるぞ~

と、思いきや・・・

ワタクシ、てっきり新車時から無交換とばかり思って

おりましたら、あれ?全然透き通ってる・・・??

なんでだろーう♪なんでだろーう♪と内心でだけ歌い

ながら、オーナー様に聞いてみますと、前回の交換から

2万kmも走ってらっしゃらないとのこと。ただ荷物を

積んでるのと、高速長距離走行が多いのでデフにも負担が

大きいだろうから交換しとこうと思って・・・

 

いやはや、さすがです!!

内外装がキマッてるのは伊達じゃあないですね!!!

 

 

そもそも、デフオイルって何??ってお思いの方も

いらっしゃいますよね。

今回のエブリィのようなお車は車体の前の方にエンジンが

あり、後輪が駆動して車が動く「F(フロントエンジン)

R(リアアクセル)」という駆動方式で、エンジンで生み

出された動力をプロペラシャフトを介し、リアデフで左右

のタイヤに配分されます。

また、デフはカーブを曲がる際の左右のタイヤの回転差を

打ち消すための「差動装置」という役割も担っており、

その内部は大小のギア(歯車)が複雑に噛み合わさって

構成されてます。

その歯車たちを保護し、円滑に回すために欠かせないのが

デフオイル なのです!!

走れば必ずギアが動きますので、熱が発生したりギア同士の

摩耗から鉄粉が発生し、オイルの品質が低下します。

なので定期的な交換が必要となってくるのです!

特にオーナー様が仰るように、スピード領域が高い、荷物

が重いなどのファクターはオイルの劣化を早くさせるのです!

そのあたりをキッチリお分かりのオーナー様、見た目もメンテ

も抜け目なく。見習いたいです☆

 

で、オイルも抜けきったので、こちらのサクションガンで新油を

入れていきます!

当店のガンは容量500ml程と小ぶりですが、軽自動車に使う分

にはうってつけなサイズです♪

 

 

お入れ致しますのは

ASH PSEギア 80W-90

コチラはワタクシもマイカーのリヤデフに入れさせて

頂いておりますが、本来のエブリィの推奨粘度からすると

ちょっと固めです。

設定としては75W-90もあるのですが、オーナー様はリア

デフの発熱量をかなり気になさっていたので、敢えて番手を

上げてお勧め致しました☆

ガンガン踏む方はリアの引っ掛かり感も増して楽しいと

個人的には思いますよ♪

で、このオイルはASH独自の比率で高級潤滑油の代名詞

「エステル」と鉱物油を配合!

金属への強力な吸着性を発揮し、ギアを保護します!!

後負荷・高荷重でのお仕事での使用にマッチしていると

言えます。

 

 

と、いった感じで意識がなかなか及びづらい油脂製品ですが、

車が走る上で、大変重要な役割を担っているオイルです!

2年2万km、交換の覚えがないオーナー様は是非お気軽に

ご相談ください☆

 

カテゴリ:メンテナンス オイル 

担当者:登坂

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