SUZUKI エブリイ DA17 リアデフオイル 交換☆
足回りからタイヤ&アルミ、内外装ともにバッチリ
仕上がってる仕事グルマにしとくにはもったいない
エブリィのご入庫です☆
現在の走行距離は6万km弱、荷室はお仕事道具が
かなりの量、常時積まれております。
今回ご依頼頂いたのはエンジンオイルの交換でした!
以前からお使い頂いているオイルでの抜き替え作業
です。
オイル交換は何事もなく終了♪
ですが、以前 デフオイル を気になさっていたことを
思い出しまして、交換されたか伺ったところ、まだ
なさってらっしゃらないとのことでしたので、今回
ご一緒に リアデフオイル も交換させて頂くことと
なりました!
ではでは、さっそく入れ口から緩め、下側のドレンを
抜きま~す☆
さぁ、鉄粉でメタリックに濁ったオイルが出てくるぞ~
と、思いきや・・・
ワタクシ、てっきり新車時から無交換とばかり思って
おりましたら、あれ?全然透き通ってる・・・??
なんでだろーう♪なんでだろーう♪と内心でだけ歌い
ながら、オーナー様に聞いてみますと、前回の交換から
2万kmも走ってらっしゃらないとのこと。ただ荷物を
積んでるのと、高速長距離走行が多いのでデフにも負担が
大きいだろうから交換しとこうと思って・・・
いやはや、さすがです!!
内外装がキマッてるのは伊達じゃあないですね!!!
そもそも、デフオイルって何??ってお思いの方も
いらっしゃいますよね。
今回のエブリィのようなお車は車体の前の方にエンジンが
あり、後輪が駆動して車が動く「F(フロントエンジン)
R(リアアクセル)」という駆動方式で、エンジンで生み
出された動力をプロペラシャフトを介し、リアデフで左右
のタイヤに配分されます。
また、デフはカーブを曲がる際の左右のタイヤの回転差を
打ち消すための「差動装置」という役割も担っており、
その内部は大小のギア(歯車)が複雑に噛み合わさって
構成されてます。
その歯車たちを保護し、円滑に回すために欠かせないのが
デフオイル なのです!!
走れば必ずギアが動きますので、熱が発生したりギア同士の
摩耗から鉄粉が発生し、オイルの品質が低下します。
なので定期的な交換が必要となってくるのです!
特にオーナー様が仰るように、スピード領域が高い、荷物
が重いなどのファクターはオイルの劣化を早くさせるのです!
そのあたりをキッチリお分かりのオーナー様、見た目もメンテ
も抜け目なく。見習いたいです☆
で、オイルも抜けきったので、こちらのサクションガンで新油を
入れていきます!
当店のガンは容量500ml程と小ぶりですが、軽自動車に使う分
にはうってつけなサイズです♪
お入れ致しますのは
ASH PSEギア 80W-90
コチラはワタクシもマイカーのリヤデフに入れさせて
頂いておりますが、本来のエブリィの推奨粘度からすると
ちょっと固めです。
設定としては75W-90もあるのですが、オーナー様はリア
デフの発熱量をかなり気になさっていたので、敢えて番手を
上げてお勧め致しました☆
ガンガン踏む方はリアの引っ掛かり感も増して楽しいと
個人的には思いますよ♪
で、このオイルはASH独自の比率で高級潤滑油の代名詞
「エステル」と鉱物油を配合!
金属への強力な吸着性を発揮し、ギアを保護します!!
後負荷・高荷重でのお仕事での使用にマッチしていると
言えます。
と、いった感じで意識がなかなか及びづらい油脂製品ですが、
車が走る上で、大変重要な役割を担っているオイルです!
2年2万km、交換の覚えがないオーナー様は是非お気軽に
ご相談ください☆
担当者:登坂