サービス事例 / 2023年7月2日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

【TOYOTA シエンタハイブリッド(NHP170G)】補器バッテリー交換!

2023年7月2日

いつも当店WEBページをご覧いただき有難うございます。


今日は系列店舗のタイヤ館日進東郷店のサービス事例を
ご紹介します。
タイヤ館梅坪でも同様の作業を承ります!
気になる方は是非一度ご相談ください。

 

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◆ シエンタハイブリッド(NHP170G)「補機バッテリー交換」です

 

 

ハイブリッド車には、駆動モーター・インバーター用の高電圧バッテリーのほかに

 

電装品やハイブリッドシステムの起動に使用される

 

補機バッテリー」が搭載されています

 

 

 

 

 

ハイブリッド車の補機バッテリーの見かた

 

 

見た目は完全に、ガソリン車でおなじみの”カーバッテリー”と同じであり

 

交換推奨サイクルも同じです。

 

 

エンジンルームに配置されるものは珍しく

 

後席下やトランク内に設置されていることもあります。

 

 

 

 

ちなみに、ハイブリッド車も

 

【バッテリーあがり=不動車になる】ので、予防交換がオススメです。

 

 

 

 

 

バッテリーあがり状態になると

 

 

スタート状態にしても、本来メーターに点くはずの [READY] が点灯せず

 

液晶メーターの場合「補機バッテリーを交換してください」などと表示されます。

 

 

結果、不動状態になってしまい、動かせません・・・

 

なので先述の通り、バッテリーあがりを起こす前の予防交換を心がけましょう!

 

 

 

 

 

 

さて、ハイブリッド車用 補機バッテリーの話はここまで。

 

交換作業に入っていきます (・ω・)

 

 

 

 

 

 

 

★ 補機バッテリーはトランク下にあります

 

 

2代目シエンタHVのバッテリーは車内。トランク下に配置されています

 

画像をご覧の通り、スペースは広く交換しやすいです (*´∀`)

 

 

 

 

しかーし、油断は禁物です

 

 

ボディは金属なのでバッテリーに接続する+端子を当てないように

 

気を付けなければなりませんし、排気ホースにも気を使います (´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

 

★ 交換するバッテリーは、有名メーカー品

 

シエンタハイブリッドは「ENタイプ」の補機バッテリーが採用されていますので

 

同じ規格のバッテリーでないと装着してはいけません

 

 

今まで使用されていた「46B24R」といった表示の

 

通常規格のバッテリーは使えませんのでご注意を (;´Д`)

 

 

 

 

今回のENシリーズの【340LN0】という大きさ・容量の

 

バッテリーサイズを使用しますが、このバッテリーは

 

車内設置にも対応したバッテリーなので、排気ホースも接続できます。

 

 

 

排気ホースに関しては、次の項目で▼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★ 車内のバッテリー交換で気を付けるところ

 

 

バッテリーは、充放電時に少量の”水素ガス”が発生します

 

この水素ガスは、可燃性

 

 

 

いままで設置されるほとんどのバッテリーは”エンジンルーム”にあり

 

そのまま大気に放出されていたため、水素ガスの危険性はありませんでした。

 

 

 

しかし

 

この車両のように「室内にバッテリーがある」と話は変わってきますね。

 

 

 

 

これまでと同じように、バッテリーをただ設置しただけでは

 

発生した水素ガスが車内に充満することになり

 

タバコ・ライター、その他火器を使用した際の

 

車両火災リスクが跳ね上がります (;´Д`)コワイデスネー

 

 

 

そのため、車内に設置されるバッテリーには

 

発生した水素ガスを集めて排出するための「排気ホース」が接続されていて

 

このホースを通って、車外に出ていきます。

 

 

 

 

 

排気ホースの取り扱いに注意

 

 

バッテリー交換時、一時的に取り外すこの「排気ホース」ですが

 

接続部は樹脂で出来ていますので、無理やりこじって取り外そうとすると

 

最悪、破損して付かなくなります (´・ω・`)

 

 

 

そして、バッテリー交換が終わった安堵感から

 

新しく設置したバッテリーに”排気ホースの接続を忘れる”

 

なんてことが起こりえます。。。

 

 

 

 

 

車内にある補機バッテリーは

 

この排気ホースを接続するまでが「バッテリー交換作業」です。

 

 

万が一、ご自身で交換する場合も、十分気を付けなければいけない部分ですが

 

作業事故リスクのある”バッテリー交換”は

 

交換できるお店にお任せするのがオススメです (´ω`)

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、次は取り外したバッテリーを見てみましょう。

 

 

 

 

 

★ 取り外したバッテリーは新車装着!?

 

 

(;´Д`)に、2015年!

 

 

今回の車両は、2代目シエンタの前期型なので・・・2015年式ですね

 

ということは、新車装着品ということになります。 (;´ω`)ヒエエー

 

 

 

 

 

 

約7~8年も、よく持ってたな~という印象ですが

 

 

バッテリーの中には、これぐらいの期間の使用に耐える製品も

 

確かに存在しますし、走行条件などによっても有利不利はあります。

 

 

 

 

 

しかし、これだけは頭に入れておいていただきたい!

 

「2年ほどで、バッテリーあがりを起こす事もあります」

 

ということを・・・

 

 

 

他の人の車のバッテリーが5年持ったからと言って

 

自分の車のバッテリーが同じ年数持つわけではありません。

 

 

 

 

カーバッテリーは基本的に

 

年数が経つほど不具合が発生するリスクが高まります。

 

ということを念頭に置いておいてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

気になったら、まず早めにバッテリー点検を。

 

 

タイヤ館では、バッテリー点検無料で行っております!

 

お出かけ前や、バッテリーに負担の大きい夏前や冬前に。

 

是非、ご来店ください (´∀`)

 

 

 

 

 

 

 

 

話が逸れてしまった気がしますが、つぎは交換後の話。

 

 

 

★ メーカー保証もありますよ!

 

 

当店で取り扱うカーバッテリーは、全品”メーカー保証”付きです。

 

製品によって2年~3年の保証がございます。

 

 

 

バッテリーは電気製品です。中には初期不良などが発生するものもございますので

 

よりご安心いただけるよう、メーカー保証付きの製品のみ取り扱いし

 

有事の際は、当店にご来店いただき、点検・保証対応させていただきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき(?)

 

 

作業事例というより、バッテリーのお話がメインになってしまいましたが

 

これからよりエアコンを使用する時期に入りましたし

 

この梅雨時期、雨が多くワイパーを使えば負担もプラス

 

それが夜ならライトも点灯しますよね。

 

 

 

 

 

【夏季】は、バッテリーには過酷な季節です。

 

 

バッテリー交換後、3年以上使用している方は

 

バッテリーあがりを起こす前に、予防交換がオススメ。

 

劣化していることも予想されるので、一度バッテリー点検を。

 

 

 

 

バッテリー交換後1年~3年未満の方は

 

そろそろ、劣化の兆しが出ているかもしれませんので

 

定期的なバッテリー点検を。

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