サービス事例 / 2020年2月27日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

ワゴンR MH23S ドライブシャフトブーツ交換

2020年2月27日

オイル交換からの安全点検で右側ドライブシャフトブーツの破れがありお客様に報告。

 

 

ブーツ交換をすることになりました。

 

作業手順

 

タイヤを外します。

ブレーキキャリパーAssyを外します。

キャリパーは外さなくても作業はできますが、外した方が作業がしやすいです。

ブーツバンドを切断して取り外します。

ブーツを切って取り外します。【下写真】

 

グリスをキレイに拭いて異物がついていないか確認します。【下写真】

 

ブーツをシャフトに組みつけます。

ブーツの接合部に汚れがつくと接合不良になりやすくなるので汚れがつかないように注意して組みつけます。

接合部の凹部を上側にして溶着剤を注入します。【下写真】

接合部をはめこみます。

接合部をはめこんだら軽くひっぱり外れないことを確認します。

 

接合部を上側にして接合部に発熱シートを貼りつけます。【下写真】

15分程度経過したらシートを取り外します。

(説明書では8分以上となっています。気温が低い日だったので時間を長めにしました。)

 

発熱シートを取り外します。

接合部を軽く引っ張り溶着されている事を確認します。【下写真】

 

ブーツにグロメットを取り付けます。【下写真】

 

グリスをブーツのすきまから注入します。【下写真】

 

ブーツバンドを取り付けます。【下写真】

内側の小径バンド→外側の大径バンドの順に取り付けます。

 

周辺に付いたグリスを拭き取りキャリパー、タイヤを元に戻します。

 

以上で作業終了になります。

汚れやすい、汚しやすい作業なので新聞紙などを下に敷いて作業すると片付けも少しは楽になるとおもいます。

 

担当者:櫻井