スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

最近多い気がする事…

2021年7月5日

こんにちは、櫻井です(^^)/

皆さん、、いかがお過ごしですか?

 

 

8月1日(日)まで『夏の大総力祭』を継続での開催となります。

開催期間:『夏の大総力祭』が、6/25(金)~8/1()まで開催します!

 

これから暑さ本番を迎える前に、愛車のタイヤ点検やメンテナンスはぜひこの機会に!

お手頃品からお買い得品まで多数ご準備しております!

 

大総力祭のチラシはこちら♪

 

 

さて、春のタイヤ交換の時期から数ヶ月経ちました。 今お使いの夏タイヤ、大丈夫ですか?

ここ最近あった事例ですが、タイヤの深刻な故障での入庫が多い気がします。

 

まずは『サイド部のコード切れ』です。

タイヤの内部にはいろんな部材が使われていますが、こちらのタイヤは『サイド部のコード切れ』を起こしており、交換になった事例です。

タイヤの故障の種類はこちらで確認!

 

指を示している部分がコード切れを起こしている部分です。

この角度では、分かりにくいですね…

 

 

このアングルだと分かりやすいですね。

本来タイヤの側面にはベルトの合わせ目に伴い、『凹んでいる部分』があります。凹んでいれば、構造上発生するものなので、安全上問題ないのですが、『膨らんでいる』場合は故障に繋がる恐れもあるので、直ちに点検、場合によっては交換していただくことをオススメします。

 

これはタイヤ内部に使われている『カーカスコード』に何らかの衝撃や圧力がかかってコードが切れてしまい、その切れている部分にタイヤの内圧が集中してかかっている為、膨らんでいるんです。

 

タイヤの内部はこうなってます♪

 

ちなみに、タイヤの内圧(充填されている空気(窒素ガス)の圧力は、車種や規格にもよりますが、大気圧の約2~3倍(※)にもなるんです。

(※地上での大気圧は101.3Kpa(キロパスカル)になります。)

 

破裂したら、ひとたまりもありませんよね(X_X)

 

続いて、『セパレーション』です。

タイヤの故障の種類はこちらで確認!

 

これは、路面と接している『トレッド部』の部材が、空気圧不足での走行や内部部材の劣化などで起きるトラブルです。

 

 

こうなってしまうと、走行中にタイヤがスムーズに転がらず、ドンドンッと振動しながら回転するので、運転しててかなり揺れます。フロントタイヤでこれが起きると、ハンドルがとられて大変危険です。

 

 

この現象にはいくつか原因があるのですが、この事例ではトレッド部の『ひび割れ』から雨水などが内部に浸入し、それが内部のスチールベルトまで到達サビたスチールベルトが走行中の衝撃などで、剥がれてしまったと思われます。

 

タイヤの構造はこうなってます♪

 

剥がれたタイヤはこんな感じになります。車体に当たったら傷だらけになりそう…

 

タイヤのトラブルはこんな感じであるんですが、今年一番多いのがタイヤを留めてる『ナット』のトラブル!!

 

特に、今年はご自宅などでタイヤ交換を行った方が多くいらっしゃると聞きます。

ナットを締める際に、ネジ山が、かみ合ってないのに絞め込んだ』とか『ナットを取り付ける向きが逆だった』とか、そもそも『ナットが指で回るくらい締まってない』とかのトラブルが多いです。

 

ナットの締め付けにはカーメーカーで設定された締め付けの強さ『締付トルク』が各社あります。

それ以上の強さで締めこむと、ナットやボルトのネジ山の変形、ボルトの欠損(折れる)などのトラブルに繋がり、思わぬトラブルや多額の出費に繋がります。

 

車載レンチや十字レンチで、最後の締め込みを足を使ってギュッ!ギュッ!としたりしてませんか?

タイヤ屋として言います。『止めてください、折れます!!』

 

ナットの締め込みは、必ず『トルクレンチ』を使い、カーメーカー指定の締付トルクで締めてください!

 

タイヤ館富谷では、タイヤの点検を無料で行っております。タイヤの事で気になる方は、お気軽にご来店ください!

 

 

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担当者:さくらい