こんにちはタイヤ館多摩境店の深沢です。

本日は日産クリッパーリオ　CBA-U71Wのブレーキ整備のご紹介です。

こちらの車両は、いつも当店をご利用いただいている車両です。

先日、ブレーキパットを交換させて頂いた時にブレーキキャリパーシール

が切れてしまっているのを発見し、今回交換させていただきました。

もう一点、お客様のご要望でリヤライニングを同時に交換いたします。

こちらが交換前のライニングです。残量は残り約1.5㎜でした。

こちらが交換後です。残量は約4.2ｍｍです。

ではキャリパーシール交換に移ります。

こちらが問題のキャリパーシール切れです。ここが切れてしまうと・・

上の写真がブレーキキャリパーピストンですが、ここが錆びてしまいます。

このまま放置してしまうとキャリパーピストンがサビで固着し、最悪の場合

ブレーキが効かなくなってしまいます！！

こちらは反対側のキャリパーピストンです。シールが切れていなかったので

こちら側は大丈夫でした。

キチン清掃してサビを落とし、段付き摩耗も無かったので再利用します。

ではここで交換部品のご紹介です。

今回交換するキャリパーシールキットです。ブレーキキャリパーの中は

この様な部品で構成されています。では組み込んでいきましょう。まずはこちら。

Oリングをいれます。

ダストシールをピストンに入れてキャリパーと合体させます。

隙間にCリングを入れてダストシールを固定します。

最後にピストンを奥まで入れたら終了です。

最後にブレーキホースを取り付けてブレーキフルードのエア抜きをします。

試運転を行い、ブレーキフルードの漏れが無いか確認してお客様にお渡ししました。

 

S様、本日は当店のご利用、誠にありがとうございました。

 

 

担当者：深沢