サービス事例 / 2021年10月7日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

タイヤの組み換えとバランス作業

2021年10月7日

本巣市にある タイヤ館真正 です。

タイヤの組み換え作業つてどうやるの?の質問にお答えいたします。

車両からタイヤを外した状態からお話しいたします。

①組み込む新しいタイヤと現在使用中のタイヤのサイズを確認します。

②タイヤとホイールをバラしていく作業に入ります。

まずは、エアバルブからバルブコアを取り外しエア圧のゼロの状態にします。

この時コアが勢いよく飛び出すので手で押さえながら作業します。

③ホイール付いている古いバランスウェイトを取り外します。

バランスウェイトにはリムに打ち込むタイプとテープで貼り付けるタイプがあります。

テープの場合だとテープの跡が残るのが多いのでなるべく除去するようにします。

④ビードブレイカーを使いホイールからタイヤを離脱させます。

この時にホイールとエアバルブに傷をつけないように細心の注意をはらいます。

表面、裏面作業を行います。

⑤タイヤチェンジャーにホイールを固定してホイールからタイヤを剥がしていきます。

この時にエアバルブに位置が重要でアームの前になるようにセットします。

バラシの作業は通常はホイールデザイン面を上に向けますが、希にデザイン面を

下に向け行う(リバース)こともあります。(リム部の形状がことなるため)

⑥バールを使いビードの上下を外しホイールからタイヤを剥がします。

バルブの破損に繋がるのでここでもバルブの位置は重要です。

⑦ホイール単体になりました。

⑧ホイールとタイヤとの接点部分の清掃を行います。

⑨同時に新しいエアバルブの組み込みを行います。

この状態でないと新しいバルブが組み込めません。

⑩新しいタイヤを組み込みます。タイヤのビード部に潤滑剤を塗布。

この潤滑剤は専用の物で油と違い組み込んで時間が経つと潤滑しますせん。

これがないとタイヤが組み込みできないのでとても大事です。

⑪新しいタイヤの組み込み

ホイールを傷付けないよう細心の注意を払います。

この時もバルブの位置が重要でできるだけバルブとタイヤの黄色点(軽点)の位置を

合わせて組み込みを行います。

⑫エアー充填

この時が一番事故が起きやすい

その為安全籠に入れて充填します。

もし、タイヤに破損があったらタイヤが破裂することが有ります。

この時点タイヤが破裂すると人命にかかる大事故に繋がり特にトラックの

タイヤなど乗用車よりエア圧が高いためそのリスクは非常に高いです。

⑬エア充填後の漏れの確認とタイヤとホイールがしっかりとフィットしてるかを確認

専用の液を使い表、裏、バルブの確認をします。

⑭いよいよバランス調整の作業です。

ホイールバランスをしっかりとらなと高速走行時にハンドルの震えなどの症状が出ます。

⑮バランスOKでタイヤの組み込みとバランスの作業は終了になります。

 

担当者:きのむら

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