サービス事例 / 2023年4月6日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

三菱・i(HA1W) 「ミッションフルード・ATF交換」

【三菱 i メンテナンス商品 オイル関連 > ATF交換】
2023年4月6日

♯アイ ♯i ♯HA1W ♯ATF

 

愛知県北名古屋市にあるブリヂストンタイヤショップ 「タイヤ館師勝」

 

スタッフの岡島です。

 

 

 

当店の作業事例は最近、少しマニアック車両ばかりになってきている

 

気がしますが、今回もプチ・マニアック車両。

 

 

 

 

三菱・i(HA1W) 「ATF交換」 作業の紹介です。

 

 

今回はATF交換

 

ATFとは、オートマチックトランスミッションフルードの略

 

要はオートマオイルです。

 

 

 

 

今回は”ATF”ですが、以前CVTF交換もご紹介しています

ハリアー「ミッションフルード・CVTF交換」

 

 

 

 

 

 

 

エンジンオイルを定期交換しないといけないのは、皆様ご存じのとおりですが

 

 

エンジンとタイヤへの駆動力の橋渡し的存在である”ミッション”もまた

 

オイル交換が必要です。

 

 

 

 

今回の車両のオーナーであるお客様は、最近この車を中古で購入されたとのこと。

 

前に所有していたオーナーさんがATF交換しているのかわからないため

 

お電話にてご相談いただいたのち、まず点検にお越しいただきました。

 

 

 

点検から交換に至るまでの作業事例を見ていきましょう! (・∀・)

 

 

 

 

 

 

 

まずはATFにアクセスのための前準備!

 

 

まずはATフルード(ミッションオイル)交換のための準備

 

ミッションにアクセスします。

 

 

三菱i(アイ)は、リヤエンジン車のためミッションも後ろなので

 

トランク下の断熱・遮音パッドをめくると、カバーがお目見えするので

 

カバー端の4つのボルトを外すと、エンジンルームにアクセスできます (´∀`)

 

 

 

すると、オイル量を目視できる”ATFゲージ”があるので

 

そちらに、ATFチェンジャー(測定・交換テスター)のホースを接続!

 

 

 

 

これで準備はOK! (´ω`)

 

次の工程に進みます。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

次に現在のATFの状態を点検します

 

 

ここからは、テスター本体にお任せ!

 

当店のATFチェンジャーは、ATF/CVTF兼用なので

 

今回は「ATF」に設定し、テストモードでフルードの状態を測定します。

 

 

 

測定のため、ミッションから0.5Lのフルードを抜き取り

 

30秒ほどの時間の中で、汚れ・消泡性・水分量などを測定

 

 

■良好/グリーン■注意/イエロー■要交換/レッド → ■AE/エラー

 

4種類、計7ゾーンの判定結果を出力することができます。

 

 

 

 

さて。

 

 

今回、抜き取ったATFを目視する限りは、大きな汚れなどは無さそうですが・・・

 

 

測定結果は、要交換/レッドゾーン

 

見た目の汚れだけではない”オイルの劣化”があるようです。

 

 

 

以前フルード交換した記録はありませんでしたからね~ (;´Д`)

 

走行距離は少ないものの、前回交換から年数が経っているのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

点検結果を、お客様に報告

 

要交換判定ではありますが、オイルの色はさほど黒くなっていないため

 

今回は、オイル量6Lにて、交換させていただく運びとなりました。

 

 

 

 

 

 

当店では、ATF/CVTFは循環交換です

(※ 一部車種を除く)

 

 

車両のミッションの大きさやオイルパン油量などに加えて

 

測定結果やオイルの汚れなど、状況に合わせて判断し

 

新油4L~10Lの範囲で交換をおすすめしております。

 

 

 

 

 

さて、交換作業に入っていきましょう!

 

 

 

 

 

新油のフルードにて、循環交換を開始します

 

 

ATF/CVTFチェンジャーによる全自動です。

 

エンジンをかけ、ミッション内のオイルを回した状態にしてから

 

6Lでセットしてスタートボタンを押すと・・・

 

 

古いオイルの抜き取り、新しいオイルの注入を少量ずつ繰り返し

 

新しいオイルで内部をきれいにしていきます。

 

 

 

交換時間は20分程度です!

 

 

 

 

 

 

 

 

交換後に再度フルード点検をして完了です!

 

 

交換作業が終わったら、もう一度フルードの状態を測定します。

 

 

さっき、赤く光っていた「要交換」判定から

 

緑色に光る「良好」判定になっていますね!

 

 

オイルの色も交換前と交換後では、だいぶ色がきれいになっています。

 

これでATFの交換は終了です。

 

 

 

ちなみにこのテスターでは、点検結果が発光でのお知らせだけでなく

 

点検シートも排出されるので、記録として残すこともできますよ (´∀`)

 

 

 

 

 

 

 

中古車って、前のオーナーさんがどんな使い方をしていたのか。

 

油脂類はちゃんと交換されていたのか、気になる部分が多いですよね!

 

 

 

エンジンオイルは交換への認知度も高く、状態が良くても

 

ミッションオイルであるATF/CVTFは、交換が必要なことを知らない方も

 

多いですし、なかなかディーラーさんなどでも聞くことがない部分ですが

 

 

機械に使用されるオイルで「交換しなくてもよいオイルはありません」

 

 

 

 

ミッションオイルならびにATF/CVTFの交換目安

 

2年または走行距離20,000km】いずれか早い方です。

 

 

 

守ってますか?

 

一度、前回の交換がいつか確認してみましょう (´∀`)

 

 

 

 

 

 

ATF/CVTFの点検と交換はタイヤ館師勝へ!

 

まずは是非、気軽にご相談ください。

 

 

※ 輸入車・一部車種におきまして、点検・交換ができかねる車種がございます。

 

 

 

 

 

 

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もし「やってみたけど、わからない・・・」という方は電話予約もOK!

 

その場合は、タイヤ館師勝 (TEL:0568-24-2345) まで、気軽にお電話ください。

 

 

タイヤ館 師勝
住所:481-0013愛知県北名古屋市二子松江28-1
電話番号: 0568-24-2345
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カテゴリ:メンテナンス関連 

担当者:岡島