C-HR(ZYX10) 「前後2カメラ ドライブレコーダー取り付け」
♯CH-R ♯ZYX10 ♯ドライブレコーダー
愛知県北名古屋市ならびに近郊にお住いの皆様、こんにちは!
「タイヤ館師勝」 スタッフの岡島です。
本日は、久々のドライブレコーダーの取り付けです。
とはいってもここのところ電装品関連のお仕事もちょくちょくありますが (・ω・)
C-HR(ZYX10) 「ドライブレコーダー取り付け」(寄り道あり)です。
さて、今回の取り付け、さほど時間はかかりませんでしたが
”既存配線あるある”問題などで、ちょっと遠回りしました (´・ω・`)
それでは、作業風景をご覧ください。
今回の装着する製品は、前後2カメラ「COMTEC ZDR035」です
2カメラのスタンダードモデル。 COMTEC ZDR035です。
注目なのは、暗所でも明るく撮影できるナイトビジョンが前後ついています!
リヤカメラのみナイトビジョン機能有りのドラレコは多いですが
前後とも暗視機能があるのは良いですね。
では取り付けに入ります (・ω・)
まずはリヤカメラ配線から
リヤカメラの配線を、リヤハッチから室内へ通します
スポイラー(ウィング)やハイマウントストップランプを整備しやすいように
リヤガラスを覆うパネルは、一番上・中央のトップから外すタイプなので
ここを外すだけで室内への配線を通すゴム製の蛇腹にもアクセスできます。
リヤカメラに接続する端子だけ残し、10メートル近い線を前方へ引き込んでいきます。
室内へ引いた配線を、さら後方の天井から・・・
蛇腹を通り、室内天井まで渡った配線は、そのまま助手席側方面へ。
C-HRはサイドカーテンエアバッグ搭載車なので、展開の邪魔にならないように
配線は”足元側”を通していきます。
ご自身で配線するときは、エアバッグには十分注意してください。
配線が断線するか、エアバッグが展開しない恐れがあり
特に後者ですと事故時の安全性に重大な影響を与える可能性があります。
ドラレコ取り付け、伝家の宝刀「配線のあまり作り」も
リヤハッチ→室内→リヤドアと来て、そのまま助手席足元に引き込み
最終的にAピラー周辺で電源線と合流させます。
ドライブレコーダー取り付け作業の時、大事にしていることのひとつに
”事故が起きた際の配線への影響”に気を使うことです。
しっかり引っ張って配線していると、事故で潰れた部分を通っていた配線は
衝撃でさらに引っ張られまず断線してしまいます。
フロントカメラの電源線の場合、断線を起こしても本体のキャパシタで
短時間録画する電力は確保できるので、大きな影響を受けにくいのですが
リヤカメラにはそんなものは無いため、カプラーが外れたり断線してしまうと
後ろの映像が途切れてしまい、以降の後方映像を失ってしまいます。
断線対策・・・と、完全なものではないものの
当店でのドライブレコーダー取り付けの配線作業では
必ず配線に「あまり」を作るようにしています。
緩めに配線すると、内装パネルの裏側やほかの配線からの”嚙みこみ”を
起こすこともあるので、基本的にきっちり線を通しつつ各所で余りを作っておいて
どこかで線が引っ張られてもカバーできるようにしています。
そうこうしつつ、Aピラー付近までのリヤカメラ配線作業は終了。
ここで一旦置いておいて、次は本体への電源を確保作業に。
ヒューズから電源を取られているお車を結構見かけますが
スタッフ岡島の場合、可能な限りナビ裏から拝借することが多いですね (´ω`)
今回も、ナビ裏にアクセスします!
電源確保のための、ナビ裏へのアクセスは遠い。
C-HRは、今はやりのナビがダッシュボード上部に設置されているタイプなので
見た目は、ナビ周りの化粧パネルを外すだけで簡単にアクセスできそうですが・・・
5つのパネルボードを外さないと、ナビを外す工程に進めません。。。
しかし、難易度が高いかというと、そうではありません。
ほぼクリップで刺さっているだけなので手前や上に引っ張るだけで取り外すことができます。
ただしエアコン吹き出し口のパネルのみ、左右2か所にプラスねじのビス止めがあります。
ほとんどのボードが横長なので、折らないように気を付けたいですね (´ω`)
パネル外しの連続。そんな中、ちょっとした問題も。。。
このプラスねじになっているビスが、エアコンのセンター吹き出し口パネルを止めていて
先述の通り左右の2か所にねじ止めしてあるのですが・・・
反対側のビスがありませんでした・・・
右側(運転席側)のねじがありませんでした (;´Д`)
社外ナビがついているので、取り付けの際に忘れた可能性がありますね。
電源確保して、戻すときに代替のビスで止めておこうと思います。
ナビ取り外しに到達したら、衝突や干渉対策に保護フィルムで養生
パネルは全部外れて、あとはナビを固定しているボルトを外すだけの状態です。
ここから一旦ナビを引き出すので、その際にナビ画面や周りの内装部品を
傷つけないように、保護フィルムを貼っておきます。
さて準備が整ったので、ナビを引き出しますと・・・
ナビ本体に潰されながら押し込まれた配線が・・・
既存配線あるある です
きっちりしているナビは少ないものの、結構無理やり押し込まれている感じで
配線の各所にテンションが掛かっています。
特に注意したい点はこちら
映像・オーディオ入力のRCA端子はむき出しの状態です。
こちらのRCAケーブルは、線のまとめも根本だけ端子むき出しのままです。
他の線・端子・ナビ金属部分は多いですから、万が一触れてしまうと
ショートやノイズの発生源になってしまいます。
とりあえず見てしまったからには対策を講じます!寄り道です!
とりあえず保護キャップ付けておきました
とりあえず保護キャップをつけて安心!
RCAメス端子のキャップがない場合は、ビニールテープで巻いてもOKですよ~
あと、ナビ裏の線はある程度きれいにまとめて戻しておきました!
そんな中、良いことと言うかありがたい部分も
他の周辺機器で使用したACC線/常時電源線に、分岐端子が作られていました。
無い場合は自分で分岐線を作るのですが、やっぱりこうやって分岐端子があると
次が楽になりますね♪
というわけで、今回の電源はこちらから拝借 (`・ω・´)b
電源確保ができたらパネルを戻していきますが、先ほどの問題も解消しておきます
先ほどのエアコン吹き出し口パネル右側の、なくなっていたビスは
代わりのものを使って止めておきました。
配線もラストスパート!Aピラーも外して天井へ
電源を確保出来たら、あとはAピラー付近でリヤカメラ線と合流させて
フロントガラス上部に配線を通し本体を取り付けるだけです。
ここにきてかなり巻いていますが、本当に見どころがないので・・・
ただしAピラー内部にもエアバッグの部品があるので干渉に気をつけましょう!
取り付けたらあとは本体廻りですね。
リヤカメラを設置して接続したら位置合わせをします
配線作業は終わっているので、指定位置にリヤカメラをつけて、フロントカメラの電源オン♪
そして起動して画面に映った映像を見ながら、リヤカメラの位置を修正し
正しい角度で取り付けます。
車によってリヤガラスの傾斜角度が違うので、カメラ角度は大事です (`・ω・´)
ドライブレコーダーが持つ、安全運転支援機能にも影響しますからね。
動作チェック後に、各種設定をして作業終わり!
最後に、本体の設定をします。
録画機能の設定・駐車監視設定・安全運転支援機能設定(キャリブレーション含む)
などなど、様々な設定項目がありますが、ナイトビジョンや駐車監視設定など
通常はOFFになっているので、ここで設定しておかないと宝の持ち腐れになります・・・
また、衝撃時の動作にかかわるGセンサー設定などは
一応設定させていただいておりますが、実際に車を動かしてみて
過敏に反応するようなら設定を変えるなども必要ですね。
これで取り付け作業は終了です。
既存配線の問題も解消でき、こういう時しか見つからない問題にも対処出来て良かったです。
「見つけちゃったらできる限りのことをする」ことを大事にして
日々作業させていただいておりますので、ご安心を! (・∀・)
ドライブレコーダー取り付けに関してご検討中の方は、是非タイヤ館師勝にご相談ください。
取り付け位置の指定や、ついでにこれも、などなど
「こうしたい!」が、あれば気軽にお申し付けくださいね (´ω`)
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カテゴリ:用品関連
担当者:岡島