スズキ・カプチーノ 「エバポレータ洗浄(消臭)」
ブリヂストンタイヤショップのタイヤ館「師勝」です。
当店は、mozoワンダーシティさん東側より北に600mのところに進んでいただき
ファミリーマートさんの向かいにございます。
先日ご案内した、エアコンのエバポレーター洗浄
今回の施工車種は、旧車!
スズキ・カプチーノの「エアコン エバポレータ洗浄(消臭)」施工を行いました
90年代の車です!
いまでは当たり前についているエアコンフィルターですが・・・
当時まだまだエアコンフィルター自体めずらしいもので
特に軽自動車には、初めから装着されていない・後付けも想定されていない車種が多いです。
特にカプチーノは91年(平成3年)から発売されている車なので
もちろん、エアコンフィルターがありません。
なので、その先にあるエバポレーター(熱交換器)には
ほこりなどの異物がダイレクトで降り積もる形となります。
100,000kmも乗った車両では、ほこりが詰まって風量が低下・・・なんてことも
今回施工する車両は40,000km程度なので、目詰まりするほどではありませんでした。
助手席下からのぞく・・・これがエバポレーターです!
今の車では、エアコンフィルター→ブロアファン→エバポレーター→吹き出し口
の順番で風が流れていくので、パネル類を分解しないと、エバポレーターの状態を
確認するのが難しいのですが、、、
この時代の車では、エバポレーター→ブロアファン→吹き出し口
なので、助手席下から直接覗く事が出来ます。
ほこりがたまり過ぎた場合でも、掃除もしやすそうですね!
カプチーノは狭さゆえアクセスしにくいので、時間と労力はかかりそうですが・・・(´・ω・`)
エバポレータークリーナーの噴射ノズルをセットします
エバポレーターに向け、直接成分を噴射させて、汚れに付着させるため
中心部分にノズルを固定して。
A/CをOFF(重要)・内気循環・風量MAXにしてから
噴射開始!
約3分で缶の中身が空になります。
というわけで、3分間 噴射中・・・ (´ω`)
噴射が終わったら、A/CをONに。
熱交換の際の結露した水で洗い流してくれます。
エアコンの仕組みを利用したクリーニング方法ですね!
約5分程度、洗浄・排水させて終了となります。
が、、、(;´ω`)
本来、結露水は車外に排出されるため、排水用のドレンホースから水が出てくるのですが
・・・なぜか施工中、この車はドレンホースから1滴も水が出てきません。。。
まさかドレンホースの詰まりなどの不具合等で、車内側に水が回っているのでは (;´Д`)
などと、施工しながらいろいろ悩みましたが。。。
どうやらエアコンシステム(エアコン・送風)を切らないと排水されないようです。
エンジンを切ったり、風量OFFにすると、ホースから一度に水が出てきました (・∀・)
(´ω`)よかった~
ということで、旧車のエバポレーター洗浄(消臭)でした!
今回、施工したスズキ・カプチーノでは、先述の通りエアコンフィルターがなく
エバポレーターにほこり等の汚れが蓄積しやすいので、分解して清掃してしまう方が多く
エバポレータークリーナーを使用した洗浄・消臭だけの施工事例は
検索してもなかなか出てこないみたいですね。。。(´・ω・`)
「エアコンの、ニオイが気になる~」という方は是非ご相談ください!
※エアコン風量が出ないなど、エバポレーターの状態によっては
施工できない(十分な除菌・消臭効果が出ない)場合もございます。
カテゴリ:メンテナンス関連
担当者:岡島