サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

ラウム 「4輪ホイールアライメント測定・調整」

【トヨタ ラウム タイヤ タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2020年4月27日

 

愛知県北名古屋市にある、タイヤ館師勝 スタッフの岡島です。

 

 

ただいま当店では、新型コロナウイルス感染拡大防止による

 

営業時間の短縮を実施して営業しております。

 

 

営業時間は 10:00 ~ 18:00 となります。

 

 

大変ご不便をおかけしますが、何卒ご了承の程よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

本日は久々の作業事例! というかこういうページなんですけどね(´・ω・`)

 

 

 

本日は、「トヨタ・ラウムの4輪ホイールアライメント調整」 です!

 

 

 

今回は、まっすぐ走らない!

 

というお車のアライメント調整です。

 

 

かなり強敵になりそうな予感。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホイールアライメント調整とは。。。

 

 

 

簡単に言うと、タイヤの接地の仕方をかえる調整です。

 

 

新車時に、メーカーが本来想定したタイヤの進行・接地角度を決めていますが

 

走行距離や年数によって、ボディ・サスペンション・サスペンション部品など

 

様々なところが劣化するため、この接地角も変わる場合があります。

 

 

特にタイヤ交換やサスペンション交換などの周辺部品交換や

 

タイヤを中心にぶつけてしまい大きな力がかかった時などに、この角度が変化するため

 

アライメント調整するおすすめのタイミングになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の車両は、かなり強烈に角度ズレが発生していました。

 

 

 

 

左の前輪だけ、かなりタイヤが外に向いてしまっています。

 

 

ちなみにこの画像の状態は、ハンドルはまっすぐにした状態ですが

 

タイヤが少し外向きになっているのがわかると思います。

 

 

 

測定してみると、左前のみトーアウト12mm (進行方向より外向き)

 

ここまで強烈に曲がっているのは珍しいですね。。。

 

 

まず疑うのは、アームや周辺の部品変形なので点検していきます。

 

 

 

 

 

 

しかし、曲がりはない・・・ブッシュ切れなどもなく

 

そもそも、その他キャスター角・キャンバー角は左右差がないため

 

タイロッド(問題のトー調整機構)廻りをチェックすると・・・

 

 

 

 

右と左でロッドの長さがちがう・・・? (;´ω`)

 

 

 

 

 

 

 

原因はタイロッドでした、、、

 

調整後に固定するナットもゆるゆる、というか固定されていませんでした。

 

ここは、サイドスリップ調整箇所でもあるので

 

おそらく締め忘れか、締め付けが足らなかったのかもしれませんね。

 

 

 

そして走行中か、ぶつけたときに大きく動いてしまったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

しっかり、調整しました(`・ω・´)b

 

 

12mm分も戻すので、ロッドの位置によっては、ロッド自体が外れる可能性もあり

 

注意が必要な作業です。。。

 

 

 

調整後は、走行してもまっすぐ走り、ハンドルのとられもなくなりました。

 

ぶつけたときは、ズレやすいので気を付けましょう!

 

 

 

 

アライメント作業のご用命は是非当店で!(`・ω・´)

 

カテゴリ:タイヤ関連 アライメント関連 

担当者:岡島