クラウンアスリート 「タイヤ交換&アライメント調整」
愛知県北名古屋市のタイヤ館師勝店、スタッフの岡島です。
本日の作業事例紹介は、クラウンアスリート「タイヤ交換とアライメント」!
正しくは、クラウンアスリートハイブリッドです。
元々静粛性の高い車なんですが、ハイブリッド車はもっと静かです!
ハイブリッドなのに純正タイヤはポテンザ RE050A!
高トルクもしっかり支えられる信頼あるタイヤ、メーカーの本気が伺えます。
チェックさせていただくと、なんと「内減り摩耗」が起きていました!
ここまで極端に減っているのは珍しい・・・
見て頂くとわかると思いますが、外側の横溝と比べ、内側の横溝は消えてしまっています。
それだけタイヤの異常摩耗が進んでいる状態ですので、このまま新品タイヤに
交換しても、同じように内側が減っていくため、もったいない!という事態に。。。
なので、アライメント作業も一緒にご提案、調整作業もさせていただく事になりました。
ありがとうございます。
交換するタイヤは 「REGNO GR-XII」
静粛性の高いクラウンですが、お客様はロードノイズが不満。。。
REGNO GR-XIIをご選択いただきました。
元がポテンザだけに、乗り心地と静粛性(静かさ)はむしろ余分にアップ!?
作業は割愛(´・ω・`)
取付完了! タイヤワックス塗布と、ホイール拭き上げで仕上げます。
やっぱり、せっかくタイヤが新品できれいになるのですから
ホイールもきれいにしたいですよね! お客様も喜んでおられました (*・∀・)
さて、次はアライメント作業に入っていきます。
慣れた作業ではありますが、慎重に作業をしています。
特に、タイヤに異常摩耗がある場合は、車両側の一部の不調が
タイヤにフィードバックされている場合が多いからです。
ボディやサスペンションアーム本体への損傷がなければ、概ね良くなることが
期待できるタイヤホイールに行き着く角度調整作業ですので
タイヤ交換の際は、リフレッシュの意味でもオススメしている作業なんです(´ω`)
さて、このクラウンに話を戻しますが
後ろ側はカバーがついています!調整機構はその先です!
トヨタ車の中型~大型セダンでは、よく見る光景です。
マークXなども同じカバーが付いています。(´・ω・`)空力効果でしょうか??
カバーを外すと、下の画像のようにトーコントロールロッドが見えます
あとで再調整が必要になる場合ももちろんあるので
カバーを戻すのは最後です。
ちなみに、片減りの原因は右側のトー角がアウト側につきすぎていたのが原因でした
タイヤが外に外に向かっていこうとしている状態ですね。
もちろん他のタイヤは引っ張られるので、引きずられるように
すり減っていってしまっていたわけですね・・・(´・ω・`)
何はともあれ、こういう原因の元が発覚すると安堵します。
ちなみにフロントは、おなじみタイロッド
画像の、フロントトー調整は一番最後に行います。
そのあとは何度かハンドルセンターだしや、キャスタースイング測定を行い
サスペンションのストレスを取りつつ、少しずつ煮詰めていきます。
以上で、作業は終了です。
最後にお客様に、測定段階の状態と、どのように調整をしたか
異常な角度から、過去にタイヤホイールに衝撃を与えたことはないかなど
お聞きしつつ、ご説明しました。
やはりお客様も心当たりはあったようで、異常な角度と片摩耗の原因がわかり
調整し修復できたことに安心しておられました。
やっぱり最後に「ありがとう」と言って頂くとうれしいですね!
以降の意欲にもなりますし励みになります。
作業ご依頼ありがとうございます!(`・ω・´)
カテゴリ:タイヤ関連
担当者:岡島