スペアタイヤや夏⇔冬タイヤ交換時の注意点!
パンクやバースト(破裂)などでご来店いただいた際に、お客様でスペアタイヤを装着された場合にとても多い間違いがあります(・_・;)
ナットのよくある間違い!
コチラが、間違えているナットのお取り付け方法(・_・;)
正しい取り付けはコチラ!
正しいナットの取り付けはコチラ!
違いがわかりますかね?(/・ω・)/
ホイールと密着するのはここの部分
ナットのホイールと密着する側は、ここの斜めにテーパーになっている部分!
それがこのホイールの穴の斜めになっている窪みにハマる設計になっているので、ナットを逆に取り付けしてしまうと密着せずに緩んでタイヤごと外れてしまう恐れがあります(;´Д`)
手順がわからなければ、できればスペアタイヤへの脱着は任意保険に付加されているロードサービスやJAFに依頼しましょう!
ほとんどの任意保険で無料のロードサービス(パンクやバッテリー上がりやキーの閉じ込めの救出)が付いてきていることを知らない方が多いです・・・。
それ以外にもスペアタイヤの空気がまったく入っていないケースも多々見受けられます!
車検の際にスペアタイヤの空気圧を点検してくれる工場としてくれない工場がありますので、点検の際にはスペアタイヤの空気圧点検も一緒にお願いしましょう!(=゚ω゚)ノ
もちろん当店でも空気圧点検は行えますので是非お気軽にご相談ください!
※車種によってはスペアタイヤの取り外しをお任せいただく場合は作業工賃が発生しますのでご了承ください。
また、スペアタイヤを取り出す際にお荷物を移動させる必要がある場合にはお客様自身での移動をお願いしております。事前に荷物を降ろしていただくなどのご準備をお願いします。
そして上記のナットのつけ間違いはスペアタイヤ交換以外でもスタッドレスタイヤに交換する際やスタッドレスタイヤから夏タイヤに交換する際も発生しています!
この時期に多く発生する脱輪事故!
昨日もTVから流れるニュース番組で、脱輪したタイヤが歩行者に接触し、意識不明の重体というニュースが流れていました。
回転しながら飛んでくるタイヤの重量と威力や破壊力はすさまじく、たとえ軽自動車のタイヤでも人体に向かって飛んで来たら普通に命の危険性があります。
タイヤは跳ねるので凹凸でバウンドして頭に向かって飛んで来たら・・・想像もしたくないですね。
実際に死亡事故は何件も起こっているのはニュースでご覧になっていると思います。
車は必ずジャッキアップしてからリジットラックに掛け、正しい方向にナットを回してタイヤを外し、ホイールに合ったナット(球面ナット・平座ナット・テーパーナット・長さの合うボルトなど)を使用して、貫通ナットなら裏表を間違えず、手締めでしっかり締めてからトルクレンチで車両に合った適正トルクで締め付け、50km~100kmを走行して初期なじみが発生したらもう一度トルクレンチで締め付け確認をしましょう。
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このピンク色の文章ですが、自分としては正直、この最低限の心がけの文章を読んでわからない・理解できない部分がある方や手順を省略する方にはご自身での交換作業はおこなってほしくはありません・・・。
「タイヤ交換なんて楽勝!」と平らでない地面にパンタジャッキをかけてジャッキアップしたり、足でレンチに全体重をかけてホイールナットを締める方や、電動インパクトレンチの最大パワーでめいっぱい締め付ける方がたっくさんいらっしゃいます。
聞きかじった間違った知識で安易な気持ちで交換し、空気圧の確認をせずに走行中にタイヤが破裂したり、ナットを締め付けすぎてボルトが破断したり、逆に締め付けすぎは良くないとネットで調べて締め付けが緩すぎて脱輪したり、メーカーによるハブ径の違いを知らないままホイールを装着することで密着せず脱輪しても原因がわかってなかったり、締め付けミスでボルト/ナットのネジを破壊したり、とってもたくさんのDIYミスでのご相談を受けてきました。
“タイヤが外れたら人が死にます”
それは自分自身かもしれませんし、同乗者かもしれませんし、歩行者などの他の人かもしれません。
ご自身で完璧にできる自信が無ければ、信頼できる整備工場でプロに任せましょう。
もちろんそれはタイヤ館でなくても構いません。
心から腕を信頼できるショップを見つけ、そこにお願いすることで脱輪による悲惨な事故のほとんどは防げるとボクは信じております。
タイヤ館おゆみ野のお問い合わせ先はコチラ!
TEL 043-226-9911
タイヤ館 おゆみ野住所:266-0033千葉県千葉市緑区おゆみ野南5-19-1
カテゴリ:豆知識
担当者:やっち