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エンジンがかからないっ!その原因は!?

2023年2月28日

結構ご相談を受けるお問い合わせが、「エンジンがかからない!」というお問い合わせ(・_・;)

 

様々な原因がありますが、ありがちな原因をご紹介します(`・ω´・)ノ"

 

 

バッテリー上がり

一番お問い合わせが多いのは、やはりバッテリー

古ければ劣化で上がりますし、新しくても短距離走行が多い場合はエンジンをかける際に使用した電気を充電しきる前に目的地に到着しちゃったりするとバッテリーの劣化が早まってしまいます(;´Д`)

 

単純にバッテリーの不具合が原因なら交換すれば解決するのですが・・・次の項目が原因だと厄介です・・・。

 

オルタネーター

オルタネーターは発電機です

エンジンが始動しているときに作動して発電し、バッテリーに充電したり車に使用する電気を生み出したりするのですが・・・。

 

ここが故障してしまうと充電されないのでバッテリーの中の電気を使い切ってしまうとエンジンがかからなくなってしまいます(´・ω:;.:... 走行中でも無慈悲に、エンジンはもちろん電気で作動するすべての機能やアシスト機能が停止するので大変危険です・・・。

 

ボクも故障経験があるのですが装着していたカーナビに警告機能があり、「電圧が低下しています」と表記されたことで事前にオルタネーターの故障に気づけてスムーズに修理を行うことができました( ゚∀゚)

 

もしナビ等にそういった警告が出たり、メーターのバッテリー警告灯が点灯したり、電気で作動する部分が不安定な動作になった場合は早めに整備工場で点検しましょう

 

 

スマートキーのバッテリー上がり

お次はスマートキーのバッテリー上がり

車種によってはスマートキーのバッテリー残量を表示してくれるので早めの電池交換で対処できるのですが、もし出先でバッテリーが上がってしまった場合も対処方法はあります(`・ω´・)ノ"

 

国産車のプッシュスタート式ですとほとんどはブレーキを踏みながらスマートキーをエンジンスタートボタンにタッチするとキーが認証され、そのままボタンを押すとエンジンが始動します( ゚д゚)

他にも外車などですと下の写真のように↓

ワイパーやウインカーレバーの下当たりに鍵のマークがあり、

ブレーキを踏みながらここにキーをタッチすると認証され、そのままボタンでエンジンが始動します

 

車種によっては別のパターンもあるかと思われますので、詳しくは車の取り扱い説明書をご覧ください

 

 

ハンドルロック

お次はキーを差し込むタイプのお車で多い、ハンドルロック

 

差し込んでも、何故か鍵が回らないっ( ノД`)

 

そんなときは・・・

まずあり得るのは、ハンドルロック

盗難防止システムのハンドルロックは、キーを回しながらハンドルと細かく左右に回すと解除されます

 

 

シフトポジション

お次はシフトポジションがN以外に入っているパターン

 

DRなどにシフトが入っているとエンジンは始動しないので、シフトレバーを適切な箇所に操作してからエンジンを始動しましょう(ノ゚∀゚)ノ

 

 

ガソリン切れ

単純な話ですが、ガソリンが入っていないパターンも

 

正常なメーターなら目視確認すればガソリン切れなのはわかるのですが、厄介なのはメーターやガソリン残量センサーが故障していることで、“メーターで見るとガソリンが入っているように見えて、実際はガソリンが空になっている”というパターンもあります(;´・ω・)

 

ガソリンを入れるごとにトリップメーターをリセットしている方ですと距離でわかりやすいのですが、普段とガソリンの減りの速さが違う場合はメーターかセンサーが故障しているので早めに修理しましょう( ゚∀゚)

 

 

クラッチペダル

1999年以降のマニュアル車は、それ以前と違ってクラッチペダルを踏まなくてはエンジンがかかりません

しかし、クラッチペダルのセンサースイッチが故障している場合はクラッチを踏んでいてもかからないことも・・・。

 

お車に詳しい方ですと車種によってはクラッチペダルのスイッチをキャンセル加工してエンジンが始動できるようにできたりしますが、そうでないともう基本的にはエンジン始動不可になってしまいます(´・д・`)大事な安全装置とはいえ不便ですよね・・・。

 

 

 

セルモーター

結構ありがちなのが、走行距離10万kmオーバーの車両のセルモーターの故障

セルモーターはエンジンを始動する際に「キョキョキョキョキョキョ!」みたいに鳴っている、エンジン始動用のモーターですね(ノ゚∀゚)ノ

 

最近のお車ですと60系のノア/ヴォクシーで多い故障で、鎌ヶ谷店に在籍している際に何台かセルモーター交換しました(;´∀`)

 

当店の小出スタッフの車もこないだセルモーターが故障したのですが、軽トラなので上記の写真のようにセルモーターが丸見え

 

エンジンルームからセルモーターが見えている車の場合はプラスチックハンマーや傘の先っぽなどでコンコンと軽く叩くと応急的に作動する場合があります

ただしその場では無事に動いても、数回やると完全にセルモーターが逝ってしまってその方法が使えなくなってしまうことが多いので、ご注意ください(・_・;)

 

 

 

オーバーヒート

これも何度かあるのですが、「走行中にエンジンの調子が変になって止まっちゃった!」というお問い合わせ(;゚Д゚)

 

お車を見させていただくと、水温のメーターがH側に振り切っていたり、上の画像のように水温警告灯の高温側が赤く光っていたり・・・。

 

なんらかの故障でエンジンの冷却水が漏れていたりするとエンジンを冷やすことができなくなり、オーバーヒートでエンジンの負荷が大きくなって止まってしまうんですね(・_・;)

 

こうなったらエンジンを無理に始動させたり水をかけて冷やしたりとかは絶対にせず、安全な場所に止めてレッカーを呼んでください

 

 

 

 

他にも各部の故障やヒューズ切れなどなどエンジンが動かない原因はあげればキリがないですが、ご自分で解決できない故障が起きた場合は無理せずレッカーを手配してください(ノ゚∀゚)ノ

 

ご存じでない方もいらっしゃいますが任意保険に加入していらっしゃる場合は無料のロードサービスがついている場合が多く、バッテリー上がりやガソリン切れの救出ですとか整備工場までのレッカーサービスも行っていたりもしていますので是非ご活用ください(/・ω・)/

 

 

 

 

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カテゴリ:豆知識 

担当者:やっち