登山 西穂~奥穂高 その3
西穂高を過ぎてからは・・ 正直その疲労感や時間的危機感(暗くなったらこの稜線上で野営するしかありません・・)・凄まじい高度感からくる恐怖心と緊張感で正直写真を撮る余裕なんてないところばかりでかなり画像がとんでいますが・・・
天狗岳ピーク
っで。。よーやく丁度ルート半分の天狗のコルへ到着。
ここまでのコースタイムと後半のさらなる体力の低下を考えるとどー考えても奥穂高山荘へ到着するのは17時をまわってしまいそうです・・・
はっきり言ってこっからはほとんど撮影できていません・・・
だいぶとんで・・いきなりのジャンダルムのピークです。。
「いつかはジャンダルム」と言われるほどの超有名な難所とされておりますが・・・
タイムリミットが迫っていて、時間をかけていられなかったのでここではじめて重い装備をコース上においてジャンダルムのピークへ向かいました。 装備が軽くなったのが大きく影響していますが。。
はっきり言って恐怖心ほぼゼロでした。駆け足で西穂側のピーク取りつきからピストンしましたが、往復で10分かかってませんでしたね。。。
ジャンダルムなんかより恐いとこいっぱいあるけどなぁ・・
いやぁやっぱり装備の重さってもっと真剣に考えなくてはいけませんね。。
かの有名なジャンダルムの頂上にいる天使。
ピークをとったものしか出会えません。
そして・・・
馬の背です・・・ ここ行かなきゃいけないの?!! まじかぁ。。
この切り立っている様が馬の背中のようにみえることから「馬の背」とよばれています。
ナイフリッジ(刃物の刃先)ともいわれてますが・・
この切り立った先端部をず~とこえてきます。。 強風がぴゅ~ぴゅ~で、ウェアがバタバタバタ~で何回も岩にへばりついて神に祈りました(笑)。。
一番怖かったのは「ロバの耳」でしたが・・
残念ながら撮影なんかできませんでした。。。
そして・・・
ついに・・・
奥穂高岳のピークです!!
こっから先は今までのルートからすれば余裕。
よーやく地に足がついてる安堵感!!ジャンプだってできちゃう足場感!!!
この時点で17時をまわっておりましたが、ここから山荘までで万が一くらくなってもヘッドライトで山荘までむかえます。
ここでジャンダルムまで一緒に進んできた方に追いつきました。
この方は時間的にジャンダルムのピークを諦め、そのまま進んだために(わたしは荷物をおいてピークへ向かいました)
ジャンダルムで分かれるかたちとなったわけですが・・・
私の姿を見るなり「君がロバの耳をあの装備でこえられたかずっと心配だったんだよ~!!いやぁよくあそこをその装備でこえてきたね~」と言っていただき・・・
感動しました(涙)。
はじめて会った年代も異なる方でしたが、まさに死ととなり合わせのこのルートを一緒に越えてきたことで、短時間で強い仲間意識ができあがるんですよねぇ!
山荘に着いたときにはもう既に18時前でした。
この方は山小屋に宿泊でわたしはテント(これから急いで設営しなくてはなりません・・)なので小屋前でかたい握手をして分かれました。
西穂山荘を出発したのが朝の4:15頃・・~穂高山荘到着が18:00。。20kgを背負って行動時間約14時間・・・
ろくに行動食もとっておらず、お腹もぺこぺこでしたが、それ以上に「一刻も早く横になりたいという強烈な疲労感・・
山小屋でテント泊の受付を済ませ・・
疲労困憊であたりが暗くなるなかイライラしながら焦ってテント設営していると・・・
「ボキッ!!!」 「え?!!!!」
な・なんとテントポールが折れた・・・・・ 最悪だ。。
で・・
山荘テン場でまさかのビバーク・・・
この時期でも標高2500越えの山荘では朝晩はストーブをつけることもある極寒と疲労困憊のなか・・・
シュラフ・マットにテントのフライシートを巻きつけて・・・
明日以降のことも考えなくてはいけないのですがもうそれどころでなく・・・ とにかく寝る。
つづきはその4で
今日はカネサカでした。
それではまた
担当:カネサカ




