【ナットのお話】
こんにちは!名古屋市緑区にあるタイヤ館みどりです。
断続的な雨で各地水害が起きてますね(-"-)
昨日夜に携帯の災害情報アラームが鳴ってびっくりしました。
皆様の自宅は大丈夫でしょうか??(*_*)
本日は昨日投稿する予定だったナットについてのお話です。
<ナットとは>
タイヤ交換をする際には、ナットの取扱に関する知識が不可欠です。
ナットは、ホイールとタイヤを車体に付け合わせる役割があります。
雑にナットを使ってしまったり付け方を間違えると、運転中の脱輪などといった、重大な事故にもつながりかねません。
<ナットの種類>
ナットには貫通ナット、袋ナット(60°テーパー)、球面ナット、平座ナット(ストレート)の種類があり、
国産車はこのどれかに属しています。(スプラッシュなど海外製を除きます。)
<ナットの大きさ>
国産車(トラック除く)は17HEX・19HEX・21HEX・22HEXの4種類あり、間違えると車載工具が合いません。
ボルトの太さにもM10、M12、M14とありますがほとんどがM12です。
ピッチは1.5と1.25があり、トヨタ・ホンダ・マツダ・三菱が1.5、日産・スズキ・スバルが1.25です。
上から見てみましょう。
一番右にある貫通ナットは真ん中に蓋が無いので違いは解りますが他はよく解りませんよね?
では横から見てみましょう!
こうすると違いが見えてきます(^_-)-☆
では解説していきます。
①平座ナット(ストレート)
主にトヨタの純正アルミホイールに装着されています。日産と三菱の一部にも採用。
ホイールとの接地部分が真っすぐ平行になっている為こう呼ばれます。
平座ナット対応ホイールには必ずこのナットを使用してください。
②袋ナット(60°テーパー)
純正採用も多く、市場に出回っている大半のホイールに適合するのがこのナットです。
黄色の部分でホイールに接触します。スタッドレスをホイールセットで購入されたお客様は持っていることが多いと思います。
③球面ナット
純正アルミホイール・鉄ホイール問わずホンダが純正採用しているのが球面ナット。
赤で表示してある通り、接地面が湾曲しているのが特徴的です。
接地面が真っすぐではないのでホンダ純正ホイール以外には使用できません。
④貫通ナット(60°テーパー)
ホンダ以外の鉄ホイールに純正採用されているのがこのタイプ。普段はホイールキャップで見えていません。
たまに接地面を逆につけている車を見ますがかなり危険なので絶対にやめてください。
このままアルミホイールに装着も出来ますが、ボルトがむき出しになるんです。
見た目が悪いのもありますが、雨水が入り腐食の原因にもなりますのでタイヤ館ではアルミホイールには袋ナットを推奨しています。
いかがですか?
少しはナットに興味を持っていただけましたか?(^^)/
ナットを理解して、正しく使って
安心・安全なカーライフを送りましょう☆
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担当者:柳瀬