サービス事例 / 2022年10月20日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

Wedsホイール 紹介

【ホイール タイヤ・ホイール関連 > タイヤ・ホイール交換】
2022年10月20日

朝の気温が下がり寒いと感じられるようになりましたね!

今回はWedsのホイール紹介です。

Wedsのホイールブランドはいろいろありますが、お勧めはWedsSportシリーズです。

WedsSportはレースから培った技術をフィードバックして造られたホイールです。

その中で今年の新商品はSA-75Rです。

AMF(アドバンスド・メタル・フォーミング)という技術が採用されています。

AMFとは金属のパイプ軸を回転させ、そこに装填された原材料にローラーを押し付けて成型する、

回転塑性(ソセイ)加工の一種です。

イメージは陶芸の”ろくろ”と同じであり、ろくろに取り付けられた粘土が回転しながら

手で少しづつ任意の形状に成型されていくのと同じ原理で造られています。

一般的に鋳造ホイールは、高熱で溶かしたアルミ合金などを鋳型に流し込み、

ホイール全体を一体成型するためディスク面のデザイン的自由度が高く、また、

容易に大量生産ができるので価格を低く抑えられますが軽量化には限界があります。

鋳造で成型されたアルミ組織はムラが多く粒子の結びつきも弱いため、強度的に強いとはいえません。

鍛造ホイールは、アルミ素材や合金の塊を高圧プレス機にかけて成型するので、

アルミ粒子がホイールの形状に沿って伸び固められるので強さが生まれます(鍛流線:メタルフロー)。

鍛造ホイールは軽く仕上げることができる反面、「デザイン的自由度があまり高くない」

という決定的な弱点があります。

鍛造はプレス機によって“押し潰して”成型するので、いわゆる回り込むような形状や重なり合う

形状が一般的に不可能とされるのです。

また鍛造はいくつもの製造工程を経るのでコストがかかってしまうというデメリットがあります。

そこで弱点を補う「第三の製法」が誕生

AMFでは、まずディスク面とその後形作られるリム部分を鋳造します。

そして鋳出されたディスク=リム素材をホイール専用スピニング加工機にかけ、リムの圧延処理を行います。

この過程でより鍛えられたアルミ材料の結晶、マクロ組織が一層微細化されることで靭性(ジンセイ/しなや

かさ)が増し、粘りのある強度を実現します。

その結果「引張り強度」「耐力」「伸び」というアルミホイールに求められる基本性能を併せ持つ高剛性リム

が誕生するのです。また従来の板材料を溶接によってリング化するタイプと比較し、継ぎ目のないシームレス

チューブの高精度なリムを作ることが可能となりました。

AMFのディスク面は従来の鋳造成型なので、デザインの自由度は保ちながら、リム部はスピニングマシンによ

って必要最低限の薄さで引き伸ばされているため、非常に軽量化され、バネ下荷重の低減に貢献するのです。

このような鋳造・鍛造両者のメリットを併せ持つ第三の製法が“AMF”(アドバンスド・メタル・フォーミン

グ)いわゆるスピニング製法です。 ウェッズスポーツのブランドコンセプト「より速く、しかも安全に」を実

現すべく誕生したAMF。モータースポーツで鍛えられた新世代テクノロジーが、驚異のパフォーマンスで登場

しました。

WedsSportにはいろいろなデザイン、カラーバリエーションがあります。

軽量でデザインもカッコ良くしかも高額ではない!

おすすめですよ~!!

タイヤ館倉吉では10/31までアルミホイール&足回りフェアを開催中です。

お気軽にご相談くださいね!

 

#Weds#SAシリーズ#アルミホイール

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担当者:永田

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