スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

当店の無料点検の中身 ATF(CVTF)編

【オイル関連 > ATF交換】
2017年6月20日

愛知県春日井市、19号沿いにあるタイヤ館春日井店です。

当店ではお客様に安心してお乗りいただくために無料の点検を行っておりますが、

その中身はどうなっているのか・・・・・・。

 

ピットの中でどう点検してくれてるのかを見ていきましょう!

 

今回は      ~ATF(CVTF)編~

 

今回は一番聞きなれない言葉かもしれません。

エンジンオイルは聞いたことあるけど・・・

ワイパーならわかるけど・・・。そんな方も多いと思いますが、

ATFっていったい何・・・・?

 

ATFとは、変速時やバックにシフトをいれる時、スムーズにしてくれる為の液体。潤滑油のようなものです。

ではわかりやすく・・・・。

劣化してくるとどうなっちゃうのでしょう?

まず燃費。これが落ちちゃいます。

AT車の場合、自動でギアが2速、3速、、とあがっていきますが、

自動でギアを上げる為に、車の中ではかなり高度な動作が行われています。

その中で潤滑油であるATFが劣化してしまうと、思うように入らない力のロスや、

金属片や不純物によるひっかかり、液の通路を細くしてしまってのロスなどが生まれてしまうのです。

その為、キレイな時は1Lあたり15Km走ったのに、14Km、13Kmと落ちていってしまうのです。

そして次に

変速時のショックが大きくなっちゃいます。

ギアがあがったときに「ガクン」となったり、リバースにいれたり、ドライブに入れた時にも衝撃がくるなら、

ATFが劣化している証拠。

振動・衝撃が大きくなると、不安にもなりますし、お車にもやはりよくありません・・・。

 

では・・・・ATFはどのタイミングで替えたらいいんでしょう?

基本的に交換は2年、もしくは2万Kmのどちらか早い方と言われています。

交換のサイクルは結構長め。オイルの4倍も持ちますね^^

ですが。

新車で購入された方は早めがオススメ

新車のお車は実際に走らせたわけではないので、金属片が多く出やすいこともありますが、

最初から金属片や本当に小さなゴミのようなものが付着したままですので、それらが走り始めや慣らし運転で

ATFに混ざり、いろいろなところに引っかかったり、思わぬ劣化を招いてしまいます。

エンジンオイルもそうですが、最初は早い方がオススメです。

 

※交換しない方がいいお車も><

そんなATFですが、交換しない方がいい場合、そして、当店では交換出来ない場合もございます。

それは何故か。

当店では写真にあったように、機械で汚れ具合を測ることができます。

測定後に診断結果がレシートみたいに出てくるのですが、

測定できないほど汚れていた場合。

写真で見ると一番右端まできている場合は交換をお断りしております。矢印のところですね。

交換することによって、思わぬ故障をしてしまうことがある為です。

実はそれほど繊細な液体なんです。

 その為、当店で交換できるのは、機械で測定ができる場合に限ります。

また汚れ具合によって交換量は増減できます。

あまり汚れていなければ少量、汚れていれば通常量と、

乗り方やお車の状態によっても変えることができます。

 

今まで知らなかった方、交換した覚えがない方は、交換できるうちに交換しておくことをオススメ致します。

タイヤ館春日井店では点検無料で確認ができますよ^^

気になった方は是非お気軽にタイヤ館春日井店まで!

 

※一部車種、輸入車は点検が出来ない場合がございます。あらかじめご了承ください。

カテゴリ:作業 ご紹介 まめ知識 参考写真あります!