スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

ヘッドライトのLED化

2016年5月20日

愛知県春日井市、国道19号線沿いのタイヤ館春日井です。

ハリアーは標準装備でLEDヘッドライトなのですが

ハイビーム側がハロゲンランプ(電球)のためLEDランプに。

今回使用したのは、CREE社チップ両面発光タイプのLEDバルブを取り付けしました。

バルブの上部の表裏に1チップずつ配置し、ライトユニットのリフレクター(反射板)に

光を当て拡散させ前方を照らします。

【実際に点灯させ照らしてみた感想】

色温度は5500ケルビンなので純正の電球バルブと比べると青白さがありますが

光のムラは少なく全体的に明るく照らしてくれました。

しかしこの今流行の両面発光はリフレクターとの相性もあります。

全方向照射するハロゲンランプと違い、両面発光のLEDバルブの場合

取り付けたときにLEDチップが上下を向くか左右を向くかで

照らし方や明るさがだいぶ変わりそうですし、リフレクター形状にも左右されるので

安定性などの面から見て、汎用品によるヘッドライトのLED化はまだ敷居が高いです。

しかし昨今、自動車メーカー各社もHIDからLEDヘッドライトに移行していますし

最近は汎用バルブ市場でもCOB(Chip on board)の四面発光タイプも登場したりと

技術が進歩しているハイパワーLEDチップの今後に期待したいですね。

反面、LEDチップは有名メーカーの物に模した安物の「海賊チップ」なども

多く出回っているので、製品選びの際は十分気をつけましょう。

担当者:岡島