サービス事例 / 2019年12月18日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

GWS224クラウンハイブリッド RSRベストIアクティブ装着

【トヨタ クラウン】
2019年12月18日

店長の宮本です。

 

気が付けば12月も中盤戦に入り、今年の残り営業日数も数えるほどとなってきました。

 

冬のタイヤ屋さんは最繁忙期となっていますので、作業時の待ち時間等ご迷惑をおかけしておりますが全力営業中ですのでよろしくお願いいたします。

 

それでは本日の作業紹介です。

 

当店をいつもご利用いただいている常連様が乗換をされましたので、いつも通りの速攻仕上げをオーダーいただきました。

 

車両は納車直後のGWS224型クラウンです。

 

 

GWS型クラウンはノーマルでも腰高感少ない車高設定で、ホイールの変更のみでもずいぶんカッコいい仕上がりです。

 

しかしそれでは満足できないのは、数々の車両をカスタムされてきたオーナー様の性ですね。

 

それではさっそく作業に取りかかりましょう♪

 

 

今回は純正のAVS(減衰力調整機構)を活かすためにRSR製ベストIアクティブをチョイスしました。

 

まるで別タン付のレーシングな車高調のようないで立ちがカッコいいですね♪

 

ただ取付には癖がありそうですので、しっかり説明書を見ながら進めていきましょう。

 

当店ではすでに220系クラウンの足回り交換を実施していますが、足回りはあまり紹介していなかったため今回はご紹介していきます。

 

 

18系からしばらく同形状の足回りが続いたクラウンですが、今回からフロントサスペンションは一新です。

 

アッパーアームのボールジョイントが二か所になっている独特の形状のマルチリンクですね。

 

AVS配線も独特の取り回しですので、しっかり確認しながら取り外しを行います。

 

先日足回り交換をしたARS220型クラウンとはエンジンルームの配置が異なる為、補強パーツは取付不可でした。

 

サスペンションの形状自体は同じですので、重量差さえクリアすれば足回りの共用度は高そうです。

 

 

リアもマルチリンクで、ショックとスプリングが別体式のタイプです。

 

最近レクサスでよく見かけるリアサスに似ていますが、少し違うレイアウトになっていますね。

 

ノーマルを眺めていても作業は進みませんので、どんどん進めていきましょう♪

 

 

リンクは独特の形状ですが、外したフロントサスペンションはトヨタらしいスタンダートな形状ですね。

 

納車したてのほぼ新品ですがお役御免となりました。

 

ばらしたのと逆の手順で、サクサク組みつけます。

 

 

組みつけ自体は特に難しいところはありませんが、今回のポイントはAVSユニットとなる別タンク部分です。

 

 

説明書の指定通りハンドル全開時にキャリパーとスタビリンクの間で左右のクリアランスを均等に配置します。

 

車高調整時には、タンクの位置が変わりますので常に注意しての作業が大切です。

 

続いてリアも装着しました。

 

 

こちらは車高調整とは無関係ですが、ショックの全長を変更する際には位置が変わりますのでこちらも注意が必要です。

 

サスペンションの取付が完了したら、着地させて車高調整を実施します。

 

 

今回はフロントのみ基準値より少しダウンにて設定しました。

 

今回の車両は、上位グレードにも関わらず空気圧センサーが標準ではないということで空気圧センサーも合わせて取付させていただきましたが写真を撮り忘れるのがいつも通りのワタクシです(涙)

 

もう少し余裕をもって作業を行うように努めていきます。

 

 

そんなわけで完成した車両はこんな感じです。

 

永遠の定番BBS LMを装着し、程よいローダウンでなんとも大人カッコいい仕上がりですね。

 

今回もオーナー様にご協力できて何よりです。

 

来年には次なる新車のカスタムプランも相談いただいておりますので、次も張り切って対応をさせていただきます。

 

今回もタイヤ館加古川中央店をご利用いただきましてありがとうございました。

 

カテゴリ:足回り ホイール TPMS 

担当者:宮本

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