「雨の日に滑るような・・・」と思ったらタイヤがすり減っているかも!?
いつもお世話になります!!
浜松市中区にある【タイヤ館 浜松高林】です。
今回は「タイヤの溝の役割」について
ご紹介させて頂きます!!
新品の夏タイヤの溝は7~8mmと言われております!!
(※タイヤの銘柄・メーカーによっては多少異なります。)
タイヤ交換の目安としては残溝が3~4mm
(新品タイヤの半分の摩耗)で交換される方が
多くいらっしゃいます!!
その理由は何か・・・?
タイヤの溝は減ってくると特に雨の日は止まるまでの
距離が長くなるため、危険な状態でもあります。
雨の日にお車で滑った経験はございませんか?
タイヤの使用限度は法令により、
1.6mmとされております!!
(残溝1.6mmに達すると車検もNGです。)
※一般的にタイヤの溝内にある
「スリップサイン」が目印です!!
ちなみにタイヤの溝の役割ってご存知ですか?
それは特に雨の日の運転と大きく関係しています!!
水たまりがたくさんある道路を走る場合、なぜタイヤは水の上を
走れると思いますか?それはタイヤの溝が水を排水し、
タイヤと路面をしっかり接地させてくれているからです!!
タイヤは回転しながら溝に水をかかえこんで回転した時の遠心力で
後ろへ水を排水しています!!もし溝がないツルツルのタイヤで
水の上を走ったら・・・スリップしてうまく走る事が出来ない上に、
スピードを出した時やブレーキを踏んだ時にコントロールが効かなくなります!!
この状態は一般的に「ハイドロプレーニング現象」と呼ばれています!!
ハイドロプレーニング現象とは雨の日などの走行中に、タイヤが水の上に
乗り上げてハンドルやブレーキが効かなくなる大変危険な状態の事です!!
タイヤの事で少しでも気になる事があれば
是非お立ち寄り下さい!!
しっかり点検させて頂きます!!
視界が悪く、道路が滑りやすくなる雨の日の運転って、ちょっと憂鬱ですよね。ヒヤッとされた経験をお持ちの方も多いでしょうし、より一層注意しながら走ると疲れ方も違うと思います。
そんな雨の日もより快適にクルマで移動したいなら、やはりタイヤのコンディションが重要です。タイヤがすり減り、溝が浅くなると、クルマを進める駆動力だけでなく、しっかり止めるための制動力も不足し、制動距離がのびることあります。雨中ではその傾向が顕著になりますので、タイヤのすり減り具合には気をつけたいところです。
とくに雨の日の高速道路等では、溝が浅くなっているとタイヤと路面の間の水をかき出す力(排水性能)が低くなり、タイヤが路面から浮く状態になることで、ハンドルやブレーキが利かなくなるハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。
【「スリップサイン」が露出したら使用NG!!】
「じゃあタイヤってどこまですり減ったら交換なの?」と悩まれる方もいらっしゃることでしょう。じつはタイヤがどの程度まで減ったら、交換しなければならないのかということにはちゃんと決まりがあります。
タイヤには、残り溝が溝深さの使用限度である1.6ミリになる目安として「スリップサイン」が設けられています。摩耗したタイヤで走ると危険なため、スリップサインがタイヤの周上で1ヵ所でも露出すると、そのタイヤは使用してはいけないことが法律で定められています。もちろんタイヤのコンディションについては、ひび割れやキズなどそのほかの劣化具合も重要ですが、摩耗度合いについてはスリップサインが基準になります。
なお、スタッドレスタイヤにも同様にスリップサインがありますが、これとは別に「プラットフォーム」があります。スタッドレスタイヤの場合は、溝深さが新品時の50%に減って「プラットフォーム」がタイヤの周上で1ヵ所でも露出すると、冬用タイヤとしては使用できません。ただし、50%以上摩耗した冬用タイヤは、スリップサインの露出までは夏用タイヤとして使用できます。
このようなスリップサインやプラットフォームの確認については当店で承っていますので、気になる方はぜひご相談くださいね。
担当者:川島