オイル漏れは車検不合格、修理が必要です。
2014年8月31日
今回はオートマチック・トランスミッションからのオイル漏れの
修理作業を行いました。
オイル漏れ箇所はオイルが溜まっている部品名称オイルパンを貼付
されているシリコーン系のシールパッキンが経年劣化により密着性が低下
したことが考えられます。
作業手順は現在使用中のオートマチックオイルを抜取り、オイルパンを
外して、古いパッキンを取り除き清掃します。
新しい液状シールパッキンを塗布し、液状パッキンが乾いて固まってから
新しいオートマオイルを適量注入して走行テストを行い終了です。
普段はお目にかかる事の無い部品がオイルパンの中に入っています。
その部品はマグネットです。
このマグネットの磁力で金属のギヤ同時が作動中に発生する金属粉や金属片を
吸着させて各内部の装置に行き渡らないように抱え込んでいる重要な
働きをしているマグネットです。
写真でご覧いただけると分かると思いますがティシュペーパーで拭取って
みました。沢山の黒っぽい付着物がわかりますよね。
このようにオートマチックの機械内部は沢山の精密金属パーツで構成されており
オートマチックオイルで動力を伝えたり、金属パーツを保護するために
潤滑も行っています。
よってオートマチックオイルは2年に1度または2万Km走行ごとの
定期交換をおすすめします。
当店でもオートマチックオイル交換をおこなってます。まずは点検からでも
お気軽にご相談下さい。
担当者:坂野井